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社会「ハーヴェイ・ワインスタイン事件とジャニーズ問題」

2023-10-05 13:02:48 | 社会
 ハーヴェイ・ワインスタイン事件というのは、過去の強制暴行や強姦、性的犯罪行為、性的虐待などの容疑でニューヨーク市警に逮捕され、2020年6月にニューヨークの裁判所から禁固23年の刑を言い渡され、ニューヨーク州バッファローの刑務所に収監されたとする事件。

 このハーヴェイ・ワインスタインという人物、大物プロデューサーで「ミラマックス」という映画プロダクションを成功させた人物なのだ。彼自身も1998年にプロデュースした「恋におちたシェイクスピア」でアカデミー賞作品賞を受賞している。プロデューサーとしては有能だったが、残念ながら異常な性癖の持ち主だった。

 2017年大手地方紙ニューヨーク・タイムズは、ジョディ・カンターとミーガン・トゥーイーという女性記者による調査報道記事を掲載した。これがきっかけで逮捕・収監となり#Metoo運動にも発展する。これの詳しい経緯は、2023年の映画「SHE SAID~その名を暴け」がいいと思う。アマゾン・プライムで観ることができる。

 一方ジャニーズ問題の張本人故ジャニー喜多川の性癖ボーイズ・ラヴが賑やかだ。1999年週刊文春が特集記事を掲載、それに対して名誉棄損としてジャニー側が訴えたが敗訴する。それから20年近くジャニー喜多川の性的虐待が続く。

 2023年3月、BBC(イギリス公共放送)が、ドキュメンタリー番組「Predator: The Secret Scandal of J-Pop(邦題: J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル)」が放送され、ジャニー喜多川が故人ということもあってか、メディアも取り上げるようになった。このメディアの姿勢には失望する。ニューヨーク・タイムズのようにワインスタインの脅しにもめげず、毅然として初志を貫徹した。報道機関の矜持を感じる。

 ひるがえって我が国、外国の報道機関の一矢(いっし)によって、我が国の報道機関がこぞって取り上げる様子は情けない気がする。特にNHKだ。公共放送なら早々にこの問題をジャニー喜多川の生前に放送すべきだった。勇気もプライドもないNHK。朝も夜もニュース番組に何人ものアナウンサーを並べているのは無駄というものだ。個性的なキャスターを育て、一人で放送してもらいたい。ひいては受信料の値下げに発展すれば言うこなし。

 しかし、この二人の異常性癖者が男であることが悲しいというか哀れだが、ある意味男の宿命か。ほとんどの男は理性で何とか乗り越えてはいるが……。主題からかなり外れてしまったが悪しからず。ちなみにBBCのドキュメンタリー番組に関心があれば、どうぞご覧ください。
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裁判「あおり運転の判決、懲役18年」殺人罪で起訴しなかったのはなぜ? という意見もある。

2018-12-17 11:32:15 | 社会

  
 この結果を見て法律家というのは、法に酔う状態を楽しんでいるのではないか、と思わされる。それの顕著なのが、弁護士の言う「危険運転致死傷罪」の運転にはあたらないから無罪を主張した。つまり追い越し車線で止まって運転していないからだと言う。

 危険運転致死傷罪には、8項の適用条件がある。
①酩酊運転・薬物運転致死傷
②準酩酊運転・準薬物運転致死傷
③制御困難運転致死傷
④未熟運転致死傷
⑤妨害運転致死傷
⑥信号無視運転致死傷
⑦通行禁止道路運転致死傷
⑧病気運転致死傷になる。

 今回の裁判は⑤妨害運転致死傷になり、人または車の通行を妨害する目的で、走行中の自動車の直前に進入し、その他通行中の人又は車に著しく接近し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する行為とある。

 弁護士はこの「運転する行為」を誇大に主張し、停車は運転する行為でないという論拠だった。これこそ法に酔う状態と私には見える。 が、判決もこの点は同意見のようだ。ならば法改正しかない。

 この裁判は、裁判員裁判だった。裁判員制度の趣旨は、「市民が持つ日常感覚や常識といったものを裁判に反映する」という。そういう趣旨も理解しながら弁護士も法廷に赴くべきだろう。

 本当の庶民感覚の罪は、事件直後からネット上では死刑の論調が支配的だった。新聞記事、識者の意見(読売新聞だけだが)などで「未必の故意」に触れていないのが不思議に思っていたが、ダイアモンド・オンラインで触れた記事を見つけた。記事はこちらからどうぞ。

 未必の故意の概念は、この事例に当てはめてみると、石橋和歩被告が相手を殺す意図を持ったり、そう望んだわけではないが、結果的にそうなってもかまわないと思って行動するときの被告の心理状態。

 実際、一連の行動は、4回も妨害運転を繰り返しているのを見るとそう思われても仕方がないだろう。しかし、この心理状態を立証するのは、かなり難しいらしい。この大きな壁に、横浜地検はひるんだのかも知れない。

 いずれにしても事件の流れを眺めてみると、被害者の萩山友香さんにも対処の仕方に疑問を持つ。(死者に鞭打つつもりはないが)パーキングエリアでの被告の駐車の仕方に夫の嘉久さんが注意をした。まず注意の仕方、報道によるとキツイ言葉のようだった。

 それに被告の嫌がらせに、運転していた友香さんが追い越し車線に移っていたが、この付近は三車線もある。一番左の走行車線に移って難を避けることが出来なかったのかと思う。それでも嫌がらせが続いたなら、家族も同乗しているのでスマホで相手のナンバープレートを写真にとって、高速道路交通警察に連絡する手もあったと思う。萩山さんの正義感が仇になったとしかいいようがない。

 相手の車に迷惑をかけないという思いがあれば、こんな悲劇に遭わなくて済む。追い越し車線から走行車線に移る場合でも、相手の車が自分のバックミラーに入ってから移ると車間距離も保っていて迷惑にもならない。実はこういう入り方をする車は少なくなった気がする。

 安全運転とは、相手の車に迷惑にならないことと思っている。だからといってトロトロと走ってはいませんよ。車の流れには乗っています。
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スリランカにかつての日本の人と人の温もりを見る。

2017-10-14 15:42:34 | 社会

 僭越ながら私の娘がスリランカと係わりがあって、日常をブログにしているのをときどき見ていると、日本でなくなったものが小国スリランカで息づいているのを感じるのである。

 2017年10月9日のブログには、人気の観光地でもありサーフィン・ポイントでもある西海岸のヒッカドゥワへ下見に行った時の記事がある。ケゴールからヒッカドゥワまで片道4時間~5時間のバス乗り継ぎの旅。

 そのなかに「キョロキョロしてると、おじさんがどこ行きたいんだ?ゴールならあっちだ。と、なんとなくあそこかな、、と思ってた場所を指してくれた。スリランカの人ってこうゆう事がよくあってとても親切である。バスでもやたらと譲ってくれるし。
お坊さん、妊婦さん、お年寄り、子供には、みーんな親切なのである。私は女性の外国人だからかな、、、。バスに乗る度に、譲り合う光景を目にする事が多くて見ていて気持ちがいい」の一文がある。

 こういう風景は日本では滅多に見られなくなった。朝の通学時間帯に児童を誘導するおじさんがいるが、そのおじさんが小学生で両親がベトナム人の女の子が殺される事件が発生するなど、昔からの言い伝え「人を見れば泥棒と思え」が今、日本国中に蔓延している。これは非常に悲しいことである。総選挙真っ最中であるが、日本人の心の問題に触れる政党も候補者も皆無だ。こんな地味な問題を提起しても票にはならないと思っているのかもしれない。

 スリランカは、北海道の約8割に当たる6万5千平方キロの面積の小国だ。かつてイギリスの植民地でセイロンが改称されてスリランカとなり、英連邦内の共和国という位置。

 この小さな国にユネスコの世界遺産で文化遺産が6、自然遺産が2もある。マンゴウや紅茶、スリランカ・カレー、癒しのアーユルヴェーダーマッサージにボビンレース編みや宝石もあるという国。日本のように変化のある四季がないし一年中Tシャツで過ごせることもあって細部へのこだわりがないので、ボビンレース編みの製品も完璧にはならないらしい。しかし、気持ちだけは優しい。
    
 では日本人の心に影響するものは何かと思っていたら、今年のノーベル経済学賞は、米シカゴ大学のリチャード・セイラー教授(72)に決まったという報道があった。
 「授賞理由は心理学を経済学に反映させたこと。つまり人の「心」を組み込んだ経済学をつくったということだ。人間はだらしなかったり、短絡的だったりするけれども、「ナッジ(nudge=小さな誘導)」を与えれば社会を良く変えられる。そんな彼の理論は、米国や英国、日本でも政策や企業のマーケティングに応用され始めている」と日経電子版。

 具体例として次のように書いてある。「ナッジは応用すればすごい力を持つ。「もっと老後の資産をためよう」。米国ではセイラー氏のこんな提案をもとに企業年金に加入する人が急増している。その仕組みはこうだ。労働者は年金に加入するかどうかを考える場合、途中で死んで年金がもらえないことを考えてちゅうちょしてしまう。だが、「自動加入でかつ自由解約」にしておくと加入しない人はぐっと減る。賃金が上がるにつれて掛け金が自動で増える仕組みにしておくと、さらに老後の資産を積み上げることができる。「加入しない」とか「掛け金を上げない」といった目先の手続きを面倒くさがる人間の特性を生かしているのだ。セイラー氏らの推計では、米国で11年までにこのような自動加入プランを利用した人は約410万人にのぼり、13年までに年間の年金貯蓄額は76億ドル(約8500億円)増加したという」

ナッジ理論で日本人の心が復活する方策はないものか???
      

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人工知能(AI)はどこまで進化するのか!

2016-04-20 15:35:26 | 社会

 先月囲碁の世界トップ棋士に、米グーグル傘下の英グーグル・ディープマインド社の人工知能「アルファ碁」が圧勝したというニュースがあった。圧勝した要因が自ら学ぶ「ディープ・ラーニング(深層学習)」にあるといわれる。

 日曜日の新聞に「人工知能 人を超えるか」の特集記事があった。そこには将来、人工知能やロボットがこなせる可能性が高い職業として、受付係、事務職(医療・行政など)、警備員、店員、タクシーやバスの運転手、電車の運転士、 建設作業員、自動車の組立工や塗装工、ホテルの客室係、宅配便の配達員などが列挙してある。

 そして2045年ごろには人の知能を超えると予想されている。医療分野やロボットの研究開発が目覚しい躍進を遂げている現状からこの予想は夢ではないだろう。人間が頭の中で考える事柄がすべて実現していることを見れば、夢物語とは到底思えない。

 その時代には何か大きな問題を抱え込むのではないだろうか。 ロボットが飛躍的に向上して生身の人間と見分けがつかないくらい精巧なものになるのではないだろうか。声も肌触りも人間と同じ。詳細なプログラミングで微妙な声音も可能となれば、全盛期のマリア・カラスの再来もあり得る。政治家や芸術家をロボット人間が凌駕したら……ちょっと肌寒くなる。

 男性・女性のロボットが大量生産される。危険な場所にはロボットの人間が対処、そうでないところは生身の人間というすみ分けがされる。ひょっとして感情までも埋め込むようになれば、すみ分けがされると思うのは生身の人間のほうで、ロボット人間が不満を持つかもしれない。

 ISのようなテロ組織の壊滅を果たしたとしても、ハッカーによる手に負えないロボット人間が生まれるかもしれないし、不満を持ったロボット人間が暴れまくることもあるだろう。それにロボット人間にはハンサムと美女しかいない。生身の人間がロボット美女に恋をするかもしれない。ほんとややこしい時代になりそうだ。

 春の陽気に誘われて、こんなことを考えた。杞憂に終わればいいが。この辺でマリア・カラスの「アベマリア」を聴いて落ち着きましょう。

    

 

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いやぁ、驚いたなあ! 鉄道ファンでない60代以上は要注意だよ。

2016-01-24 21:04:28 | 社会

 いすみ鉄道については同社の案内文を引用しよう。「いすみ鉄道はJR外房線大原駅といすみ鉄道上総中野駅間 26.8キロメートルです。いすみ鉄道へは東京---JR外房線千葉・大網・茂原・大原駅経由と東京---JR内房線千葉・五井駅---小湊鉄道上総中野経由の2つのルートがあります」
     
 五井駅からの小湊鉄道も無人駅を多く抱えたひなびた鉄道だ。多分、懐旧の念で訪れるのかもしれないが、いすみ鉄道の憤懣も見える注意書きに驚いたりあきれたりとちょっとうんざりしたよ。その御注意を全部引用しよう。

「沿線で写真を撮影されている方へお願い
 撮影時のマナーについて
 いすみ鉄道沿線で列車と風景を撮影されている人の中で、マナーの悪い人が今年も大変目立っています。
次のような行為はマナー違反となるばかりでなく、列車の運行にも支障を来し大変に危険です。
絶対におやめ下さい。
•線路内への立ち入り
•列車接近時、ホームから身を乗り出しての撮影
•立入禁止箇所(ムーミンの池、鉄橋などを含む)へ許可なく立ち入る行為
•駅構内踏切内で踏切警報機鳴動中に到着する列車を撮影する行為
•沿線の菜の花などの植栽箇所へ立ち入る行為、さらに花を踏みつける等の行為
•植物や掲示物などの抜き取り、持ち去り
•民家の敷地内への無断立ち入り
•ゴミのポイ捨て……等々
以上のような行為が目立ってきております。

 大変残念なことですが、今年もさっそく沿線住民の方から、菜の花を勝手に引き抜き持ち帰る人間がいると苦情が届きました。
 昨年には菜の花の咲く沿線の土手に侵入し、一部を故意に踏み固められた道が作られていました。

 軽い気持ちで「ちょっとぐらい」とやっているのかもしれませんが、これらはマナー違反以前に立派な犯罪です。
 これらの行為は、いわゆる鉄道ファンなどの鉄道写真の撮影を趣味とされる方々より、一般の旅行者、特に60代以上の方に多く見られる傾向です。
  鉄道ファンの皆さま方はこのような行為を見かけたらその場で注意をするなど、マナー向上にご協力くださいますようお願い申し上げます。悪質な行為を見かけた場合は、いすみ鉄道までご連絡ください。
 
 なお、ご乗車予定の列車をホームで撮影している間に列車が発車してしまったというクレームをされる方がいらっしゃいますが、ご乗車の意思表示をされない場合、列車は時刻通りに発車いたします。
鉄道はタクシーやツアーバスではありません。
 
 いすみ鉄道では列車撮影に関しての事故、トラブル等には一切責任を負えませんので、撮影に夢中になられてお乗り遅れになられないように、またホーム等から転落されることのないようじゅうぶんにご注意ください。いすみ鉄道株式会社」

 どうです? 小学生以下と思いませんか? いい年をしてこの体たらく、60歳以上が亡くなれば解決すのかもしれませんね。ああ、情けない! 千葉県民として声を大にしたいですね。

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日本人の知らないアメリカのコメディアンがまじめな本を出した「恋愛の社会学」の中身のひとつ

2015-12-31 16:44:09 | 社会

 渡辺由香里さんが書くニューズウィーク日本版の「ベストセラーからアメリカを読む」からの引用と私の味付け。

 コメディアンの名前は、Aziz Ansari(ファンはシンプルにAzizと呼ぶ)と言いアメリカの若者の間で大人気のコメディアンという。ニューヨーク大学の社会学教授Eric M. Klinenbergとの共著の内容は「インターネットによって男女の恋愛・結婚観や行動がいかに変わったのかを検証するものだ」とあり「
 Azizは国際的な恋愛事情を比較するためにいくつかの国を訪問していて、そのひとつに選んだのが日本だ。彼はかつて訪問した日本が気に入ってしまったらしく、「現地調査(field study)」という言い訳で遊びに行きたかった感がある。コメディアンらしく「美味しいラーメンがあるから」と理由を書いているが、今月ボストンで開催された『Inbound 2015』というイベントでの共著者対談では、海外の恋愛事情で「最も興味深かったのは日本だった」と語っている。

 その理由は、「セックスレスな若者」と「草食男子」の存在だ。性欲たっぷりのはずの年齢なのに「触られるのも嫌」という若者がたくさんいるという日本の話に、対談を聞いていた約1万人の聴衆は大爆笑。アメリカ人にとっては、それくらい想像を絶する現象なのだ」

 これが事実とすれば、私にとっても想像を絶する現象だ。その想像を絶する現象になった原因は何なのか? その検証はないのか? ただ、爆笑に終わっては意味がない。

 どうしても分からないのが「触られるのも嫌」ということ。ゲイばかり調べたんじゃないのと言いたくなる。それはともかく、私も同性に触られるのは嫌だけど、異性なら問題はない。

 もう一つの事情として「最近のアメリカの若者は、付き合っている相手と別れるときも携帯電話のテキ ストメッセージ1行で済ますらしい。実際に会うどころか電話もかけないのだ。先日私の友人が、13歳の息子が忘れていったiPhoneにメッセージが浮かび上がったのでふと読んだら、たった1行のお別れメッセージだったのよ。それまでガールフレンドがいるのも知らなかったわ。最近の子って冷めてるわね。 と、呆れていた」とのお話。

 これ若い世代に批判的なんだ。歳をとるとどうしても自分が行った過去の経験でしか物を見ないという欠点がある。江戸時代には夫から妻に渡す離縁状を三行半(みくさりはん)と言った。一行の字数は分からないが、ぐだぐだと妻の欠点をあげつらったのだろう。最近は夫の定年後、妻から夫への三行半も多いと聞く。

 そういうことで江戸時代は紙の時代。その後、電話の時代になって声を聞きながら別れ話をする。インターネットの時代だからメールで別れを告げるのは当然と思うが。

 「こんにちは、君との関係を解消したいよ。じゃあね。バイバイ」こんな感じかな。私はあっさりしていていいと思う。ぐじゃぐじゃと言われると、腹が立ってくるだろうから。
詳しい記事はこちらから

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ニューズウィーク日本版から、熾烈なアメリカ社会が見えてくる。

2015-12-30 16:10:01 | 社会

     
 どれほど熾烈かというのがコラム「ベストセラーからアメリカを読む」の中にある。コラムを書いている人は、渡辺由香里さんという人。

 この人の略歴は「助産婦、日本語学校勤務、広告業、外資系医療製品製造会社勤務など、さまざまな職業を経験。 平成13年/2001年に「ノー ティアーズ」で小説新潮長篇新人賞を受賞。翌年「神たちの誤算」を新潮社から出版」となっている。

 「今年5月にニューヨークで開催されたアメリカ最大のブックフェア『BookExpo America』で新人作家のジェシカ・トム(Jessica Tom)と偶然出会い、10月に発売予定の彼女のデビュー作品『Food Whore: A Novel of Dining and Deceit』をいただいた」という紹介があって本の中味の説明は「食べることが大好きで、料理本を出版する夢を持つ若い女性ティナが、ニューヨークの熾烈なグルメ業界で恋とビジネスに格闘するという小説」という。

 「著者のトムによると「Food Whore」とはA person who will do anything for food.(食べ物のためなら何でもする人)を意味する」の説明もある。

 このWhoreは、売春婦という意味とアメリカの学生俗語で何かを夢中でやる人という意味もあるらしい。詳しい中味は省くとして、この本の真髄はこちらにあると著者は言う。
 「アメリカでは、日本のように有名大学を卒業するだけでは優良企業への就職はできない。アメリカの就活で物を言うのはコネであり、親が金持ちでコネがある学生は成績が悪くても職を見つけることができる。
 だから『Food Whore』のティナのように普通の家庭で育った学生は、人一倍努力しなければならない。料理本を出版する夢があるなら、大学のグルメ雑誌で記事を書き、在学中にインターンで実績を積み、奴隷のような仕事までしてコネを作り、卒業時にはすでに熾烈な競争を勝ち抜いたプロになっていなければならない。
 ティナのようなグルメ業界だけでなく、どの分野でも大学や大学院卒業の時点で何年ものキャリアを持つプロであることが要求される。そうでないと希望の場所には就職できない。それがアメリカの厳しい現実なのだ。成功を目指すアメリカ人の若い男性ならまったく普通の行動だ。女性の場合は普通の男性を超えるくらいでないと、マンハッタンの厳しいビジネスの世界では生き残れないのだ」

 シリコンバレーも厳しいんだろうなあ。マンハッタンの厳しいビジネス社会というから地域限定なのかな。それにしても入社してから学ぶなんてお笑い種なんだ。社内教育なんて期待する方がおかしいんだな。

 子供も親次第とはねえ。親も血眼で金を稼いでコネを作らなくてはならない。大変だなあ。しかし、卒業生が全員マンハッタンに行くわけじゃないからな。おれはコロラドで牧場に勤めるよという人もいる。

 いずれにしても、どんな本でも得るところがあるものだ。ついでに、この本はいまのところ洋書のみ。

詳しい記事はこちらから

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日本人の表現力は、諸外国に比べて劣るのだろうか。

2015-11-18 17:25:20 | 社会


 先ほどのフランス・パリでの同時多発テロで、一人の男性が窓枠にぶら下がっていた妊婦を助け上げたと称賛されている。 とネットの記事にあった。

 その妊婦の知人男性は「狂気のさなかの小さな厚意が、素晴らしいことを成し遂げた」と話しているという。わが日本人でこういう「狂気のさなかの小さな厚意」なんて表現を聞いたことがない。政治家や官僚、大学教授、芸能人から一般市民まで。

 どうも日本人の表現が単調な気がしてならない。日本人にはスマートなユーモア感覚が欠如しているのかもしれない。早い話がお正月に帰省する人も多いが、テレビのインタビューで紋切り型の「楽しかった」が大半。特に欧米と比較すると顕著な傾向と言える。

 これを日本人の特性と片づけてしまっては、これからの将来に禍根を残すことになる。これから英語もますます必要度が増すが、この表現力を磨かないと白眼視されるのは必定。外国の可愛い女の子を、恋人にできない日本の若者にはなってもらいたくない。

 さてその表現とは「[名](スル)心理的、感情的、精神的などの内面的なものを、外面的、感性的形象として客観化すること。また、その客観的形象としての、表情・身振り・言語・記号・造形物など」と辞書にある。

さらにこの記事はこちらにリンクしてありますのでどうぞ!
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エレベーターで見知らぬ男と二人っきりになりそう……どうすればいい?

2015-10-03 18:25:45 | 社会

 読売の夕刊で他人同士いう状態の対処の仕方を女性の意見を中心の記事があった。当然、意見は二つに分かれる。見知らぬ男とエレベーターに同乗するのは敬遠する。その反面、例えば40階建ての高層マンションなどでは徐々に人が降りていって他人同士の男女だけになることもある。従って取り越し苦労はしないというもの。

 男が一人、閉のボタンを押して待っている。乗るべきか乗るべきではないか。躊躇するのは女性で、ぶらぶらとあいまいな態度でエレベーターが閉まるのを待つ。乗るチャンスを待っていれば、いつまでも乗り込めないこともありえる。そこでこんな意見も。「女性専用エレベーター」を求む。男としては心労が重なる昨今。

 とにかく最近は女性が殺される事件が多い。いやでも警戒心が増幅される。実際、情けない男が多い。男が情けないというついでに、暴言を吐いたりキレたりする高齢者も多いと聞く。ネットではいろんなことが書かれているが、年齢からいうと60代ということらしい。どうしてそうなるのか社会心理学者にお任せするとして、女性の目が厳しくなったのは確かだ。私もこれからはエレベーターで意識することになるのも確かなこと。
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毎日新聞が産経新聞の世論調査に噛み付いているよ

2015-09-23 16:59:23 | 社会

 新聞業界は、毎日・朝日・東京と日経・産経・読売の二極化で対立が激しくなってきた。だんだん子供の喧嘩みたいになるぞ! そういうことで毎日の記事を、お暇ならどうぞ! 無理して読むこともないけどね。 
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