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夏山シーズンの山小屋は、すし詰めらしい

2013-07-29 16:32:01 | 山歩き

 今年も夏山シーズンがやってきた。最近は、中高年や山ガールといわれる若い女性の愛好者が増えてブームらしい。今年は特に富士山の世界遺産登録でますます山への指向が強まりそうだ。

 最盛期の山小屋は、登山者で満杯になりすし詰め状態は避けられない。わたしも今から20年以上前には、家族や夫婦で山小屋利用の登山を楽しんでいた。ただし、お盆を含めてその前後の最盛期を外していたが。

 今思うとなんで登山をしたのだろうか。という思いでおかしくなる。わざわざ重いザックを担いで5時間もかけて3000メートルの頂上によじ登り、登ってみなければ見えない景色を満喫し、精神的安定と爽快感を手にして喜んでいた。

 そういう中で残念ながら、山小屋の悪い印象が一つある。それは南アルプスの北岳に登ったときだ。もう、お盆も過ぎて登山者の少ない時期に入っていた。北岳と中白峰の鞍部にある北岳山荘でのこと。

 二階に広い部屋があってそこで雑魚寝をする。広いからどこに寝てもいいわけではなく、あらかじめ範囲が決められている。その範囲というのが、一人一畳位の広さに制限されていた。

 登山者が少ないにもかかわらずこういう状態は理解できなかった。情けなくなった。おまけにマナーの悪い女性登山者がいて、夜中にお菓子の袋を開ける音を平気で立てていた。

 それ以来、山小屋を利用しなくなった。したがって、近郊の山か、山麓でキャンプをして登山を楽しむというふうに変わった。その登山も今では見向きもしなくなり、むしろ海に興味が移った。

 茫洋とした広大な海を見ていると、山の風景とは違った癒しの効果があるように思う。で、今は海を眺めるのがいい。

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