今年は冷夏で、関東地方は35度の猛暑日がなかった。お盆を過ぎた千葉県一宮の海岸も海水浴客はまばらでサーファーの姿が目につく、そんな風景を見ながら、いつものように車の中でサンドイッチの昼食を摂る。
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歓喜寺は、ここ一宮の睦沢町にある。ここも小さな台地にあって睦沢町のやすらぎの森が隣接している。仁王門の前には、「天台宗東光山歓喜寺」と朱書した看板が立っていた。仁王像は平凡だった。
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本 殿
このお寺の由来は、嘉祥2年(850年)延暦寺の慈覚大師円仁が東国巡錫(じゅんしゃく=高僧が各地を回って仏法を説くこと)の折、仏堂を創立。本尊阿弥陀如来と執至菩薩(せいしぼさつ=阿弥陀仏の右方にあって知恵を表すほとけ)を安置。享保7年(1724年)焼失したが、その後再興された。
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木の根で作った龍
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こちらは、獅子か?
このお寺には珍しいものが多い。説明がないのでよく分からないが、本堂に登る階段の両側には、十二支の動物が並んでいたり、木の根を彫刻して龍や何か分からない動物などがおいてあったり、樹齢200年の木の根を加工して休憩所のテーブルにしてあったりと多彩。
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どうしても女性に見える立像
そして、仏像に性別はないといわれるが、誰かが奉納したのだろう、まったく女性に見える立像があった。
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房総の田園地帯、稲が色づいていた