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超伝導リニアL0(エル・ゼロ)系車両で時速500キロを体験

2017-03-26 17:30:20 | 先端技術

 山梨県都留市にある山梨リニア実験線で待望の時速500キロを体験した。3月24日金曜日、幸い天気は快晴。東京でサクラの開花があったが、中央道の風景はまだ冬。

 3度目の応募で当選通知を受け取った。乗車予定は、一日に6便が運行され15時15分の5便目が体験乗車となる。それまで山梨県立リニア見学センターに立ち寄り予備知識を仕入れる。センターは老若男女で賑わっていた。スーツ姿の人も何人か見かけた。どういういきさつかは分からないが、企業研修の一環かもしれない。

 3階建てのセンターから走行試験が見られるが、早すぎてカメラに収めるのに苦労する。さて、L0(エル・ゼロ)は、LinearのLと新幹線と同様、営業線仕様の第1世代の車両を表す0(ゼロ)を意味している。

 そのL0にセキュリティ・チェックをうけ、まるで飛行機の搭乗口を思わせる入口から乗り込む。車両に運転席の窓がないからすべて自動運転なのだろう。スピーカーから音声案内が流れる。時速140キロから150キロの間からタイヤ走行から超伝導リニアの作動でふわっと少し浮く感じがあって騒音が消え静かになる。スピードはぐんぐん上がり500キロに達すると、さすがに振動や騒音が強くなる。

 私の感じでは、快適時速は350キロ前後かな。この中央新幹線と名づけられるリニア専用線は、東京・大阪間を1時間ちょっとで結ぶことになる。完成はかなり先のこと。私なんかとてもじゃないが、開業を目にすることは出来ないはず。

 従って体験乗車が唯一の手段となった。想像でしかないが、このリニアが開業すれば、リニアそのものが終夜運転の可能性もあり周辺の交通機関への影響も大いにあるだろう。そして働き方や遊び方が変わっていくだろう。
 

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外に出よう! がコンセプトだった。「ポケモンGO」

2016-07-23 13:01:11 | 先端技術

 いまや世界的社会現象の「ポケモンGO」。発売は任天堂だが、開発したのはサンフランシスコにあるベンチャー企業ナイアンティックだった。

 創業者で最高経営責任者のジョン・ハンケという人で、グーグル・マップのチームが現実世界にポケモンのキャラクターを潜めるというエープリル・フールの遊びがヒントになったと言う。

 そして経営の理念が「社会に貢献する」。それを実現する一助として人々を外に誘い出す。世界中の現象だろうか「家に閉じこもり小さな画面を見て誰とも話さず」という現象。

 アメリカの街には誰も使わない公園や広場があるが、健全な街づくりには人が外に出る必要がある。「顔を合わせる状況を作りたい」がコンセプトだという。

 事故や事件が起こっているが、その目的は達成されたようだ。きのう22日の株式市場でマクドナルド株の売上代金が517億円に達し連日で過去最高を更新というニュースもある。これもポケモンGOの拠点サービス発表が寄与したらしい。いずれにしても怪我や他人への迷惑だけは気をつけて……

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「ガソリン・ペーパー」をはじめて知った

2015-02-23 20:37:19 | 先端技術

 「ガソリン・ペーパー」の記事が新聞に載っていた。ガソリンを車に給油すときに給油口から立ちのぼる気化したガソリンのことだという。目に見えないがPM2.5や光化学スモッグの原因にもなるといわれる。

 アメリカでは発生を抑える装置を車に搭載することを義務付けているし、ヨーロッパでは多くのガソリンスタンドに揮発防止装置が設けられているという。

 では、日本ではどうだろう。ネットで検索してみると、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のホームページに行き当たった。

 そこにはこのガソリン・ペーパーについて詳しく解説してある。少し拾い出してみると、まず、装置はすでに開発済みで2012年現在では84台が全国に配置されているという。

 ガソリン・ペーパーについては、人体に有害性がある「揮発性有機化合物(VOC=Volatile Organic Compounds)」の一つです。VOCの排出削減には、国際的な取り組みが進んでいて、わが国でも2006年から改正大気汚染法が施行され、VOCについても排出規制が実施されています。
 ガソリンベーパーは、臭いや大気汚染に加えて、引火すると火災の原因にもなります。また、ガソリンスタンドにとって給油量の損失にもつながります。このガソリンベーパーをガソリンスタンドで液化、回収する装置を、給油計量機のトップメーカーである株式会社タツノがNEDOの委託で、開発、実用化しました。臭わない、大気を汚さない、引火防止により安全性も高い、そして経済的なスタンド経営も可能にするガソリンベーパー回収装置、その普及拡大が期待されています。 という説明がある。

 この回収装置は欧米とはかなり違った装置のようだ。欧米より数段上を行く装置らしい。欧米などで使われているガソリンベーパー回収システムでは、ベーパーを気体のまま回収するため回収率は80%台で、臭いを封じるまでには至っていない。しかし、タツノが開発した装置では、99,2%の回収率で臭気も吸収するという。

 それも今までどおり給油口にノズルを入れるだけでいいという。この特殊なノズルが秘密らしい。日本が先端を行っているようで喜ばしい。いずれにしてもすべてのガソリン・スタンドに配置できればいい。これも価格次第か。
              
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