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日本ではインド洋津波災害義援金はどれくらい集まっているのだろうか!

2005-01-09 13:11:23 | 社会
   日を追うごとに増加する死者の数。そして被災者の困窮振りが報道されている中、アメリカからは、一般国民の寄付金が米政府の約365億円に迫り、4日までに210億円に達したという。それに加えて映画界のスピルバークが1億5千万円やマイクロソフトのビル・ゲイツ3億1千万円、大リーグ機構も選手会と話し合って1億円の寄付。ヤンキースも今年の開幕試合の売り上げから1億円を寄付すると発表している。ブッシュ大統領が100万円、父親のブッシュ元大統領とクリントン元大統領がそろって援助を呼びかけている。税制も寄付金の所得控除を、本来12月末までを1月末まで延長する法案に大統領が署名した。いかに国民に対し真剣に呼びかけているかよくわかる。

   わが国でも企業の寄付が発表されているが、どうも盛り上がりに欠けているように感じてならない。先ごろヤンキースの松井秀喜が5千万円を寄付したと報じられていた。日本プロ野球機構のホームページでは、3月14日に東京ドームでチャリティ試合を行うというだけだ。日本でいったい今どれくらいの金額が集まっているのか。どこも発表していないのでわからない。新聞やインターネットで調べているが見当たらない。見落としているのだろうか。途中経過もぜひ知りたいものだ。

   それから政治家は、国民に呼びかけと範を示してもらいたい。この辺の機動力が日本の政治家に欠けているように思えてならない。水をさしたくないが、うんざりする記事を読んだ。9日付けの読売新聞。援助国が援助金額を競って発表しているが、過去には実際の援助額が大きく下回ったことがあったという。また、被災国にも問題がある。義援金や物資の横領である。困っている人に困っている時に困っている物をどのように届けるか。人類の英知が試されている。
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