噴火から1年の御嶽山を見る。
2015年11月21日、松本を朝5時に出て、
三岳(みたけ)に6時15分に着いた。そして、
眺めた御嶽山。
御嶽山は晴れていた。高いところは、冠雪している。
御嶽山は、2014年9月27日に噴火して、
58人の犠牲者と、5人の行方不明者が出た。
当日の御嶽山は、朝焼けがきれいだったという。
噴火の翌月の御嶽山。2014年10月19日。
静かな御嶽山のイメージが一変した。
モクモクと立ち上がる噴煙を眺めていた。
2011年8月17日に1泊2日で、御嶽山に登っている。
黒沢口の六合目から登り始めて、
M摩利支天岳、2,959メートルに登り、
最高峰のK剣ヶ峰、3,067メートルに登った。
そのときは、なんともなかった。
音も、振動も、匂いも…気がつかなかった。
この御嶽山が噴火するとは、夢にも思わなかった。
噴火する、8か月前の御嶽山。2014年1月24日。
白い御嶽山が、青空に映えていた。静かな御嶽山だった。
今回は、噴火して1年の御嶽山を見る。
御岳湖(おんたけこ)から、全貌が見える。
御岳湖では、御嶽山の頂上は雲に覆われていた。
けれど、雲は流れているから、少し待ってみる。
すると、頂上が現れてくれた。2015年11月21日、6時37分。
御嶽山は、朝焼けをしている!
中央のピークは、剣ヶ峰3,067メートル。
キラキラしている手前が御岳湖。標高900メートル。
噴火の4か月後の御嶽山。2015年1月24日、御岳湖から。
御嶽山は、怒っていた。
2015年11月21日は、朝焼けの御嶽山が、御岳湖に映る。
だんだんと、朝焼けが薄れてくる。
そして、赤みが薄れた。6時55分。
きょうの天気予報は、午前中は晴れる。
晴れているうちに、御嶽山に近づこう。
御嶽山は、2015年6月26日に、
噴火警戒レベルが引き下げられた。
入山規制の3から、火口周辺規制の2に。
王滝口登山道の「田の原」を目指す。
途中では、⇒噴煙が、ときおり上がる。
銀河村キャンプ場へ上がった。標高1,500メートル。
入山規制3のときには、ここまでは上がってくることができなかった。
キャンプのシーズンも、紅葉も終わって、だれもいない。
雄大だ! 上の雲もいい。手前の白樺もいい。
銀河村キャンプ場から、さらに上がると、御嶽スキー場。
ここから先、車は、積雪のため、全面通行止めになっていた。
2015年11月5日~2016年5月20日まで。
つぎに、黒沢口登山道の「中の湯」を目指す。
途中の二合目半で、御嶽山の全貌が見える。
噴火の翌月の御嶽山。2014年10月19日。
御嶽山は、怒っている。
噴火の4か月後の御嶽山。2015年1月24日、
御嶽山は、引き続き、怒っている。
噴火する前年の御嶽山。2013年11月23日。
冠雪して、きれいだな! と思って眺めた。
翌年には、噴火するだろうとは、思っていなかった。
二合目半から、さらに上の、屋敷野から見る御嶽山。2015年11月21日。
噴火の翌月の御嶽山は、すさまじかった。2014年10月19日、屋敷野から。
犠牲者は、右のピークの「剣ヶ峰」が6割と一番多く、
つぎに、「剣ヶ峰」から左に下って、左のピークの、
「王滝頂上」にいたる「八丁ダルミ」が3割だった。
噴火の4か月後の御嶽山は、まだ怒っている。2015年1月24日。
噴火する前年の御嶽山。2013年11月23日。
冠雪した御嶽山が、青空に映えていた。
黒沢口登山道の「中の湯」に掲げられた、
「御嶽山 入山禁止区域案内」。
右下から、現在地の「中の湯」まで、車で上がることができた。
噴火の3年前、2011年8月17日の御嶽山の登山は、
この黒沢口登山道の六合目(中の湯)から登り始めて、
摩利支天岳、剣ヶ峰に登って、六合目に下りてきた。
案内板には、
「御嶽山に火口周辺警報発令中」
(噴火警戒レベル2)
「平成27年6月26日17時00分 気象庁発表」
とあって、入山禁止箇所Xが示されている。
火口周辺の摩利支天岳、剣ヶ峰には、近づくことができない。
御嶽山の登山は、黒沢口登山道のほかに、
左下には、王滝口登山道があり、銀河村キャンプ場は、途中にある。
右上には、開田口登山道があって、長野県側からは、これら3本の登山道がある。
黒沢口登山道の車の終点、中の湯を引き返して、倉越へ行く。
倉越からも、雄大な御嶽山を見ることができる。2015年11月21日。
中腹は、御岳ロープウェイスキー場。
スキー場の上は、御岳ロープウェイの飯森駅(山頂駅)。
山頂駅から、御嶽山登山の七合目につながる。
スキー場の下は、御岳ロープウェイ乗り場(山麓駅)。
噴火の1か月後の御嶽山。2014年10月19日、倉越から。
御嶽山は、盛んに怒っている。
そして、地蔵峠から雄大な御嶽山。
最高峰のK剣ヶ峰と、M摩利支天岳。あそこに、登ったんだ!
⇒噴煙は、ときおり上がる。
噴火の5日後の御嶽山。2014年10月2日。
噴火そのものだった。噴煙は、3か所くらいから上がっている。
御嶽山は、止めようもなく怒っていた。
噴火する前年の御嶽山。2013年11月23日。
御嶽山は、怒りの兆候もなく、堂々とそびえていた。
噴火から1年、御嶽山は、近づいて眺めることができるようになった。
御岳湖から見る、朝焼けの御嶽山。2015年11月21日。
朝焼けの御嶽山は、神々しい。怒りは収めてほしい。
2015年11月21日、松本を朝5時に出て、
三岳(みたけ)に6時15分に着いた。そして、
眺めた御嶽山。
御嶽山は晴れていた。高いところは、冠雪している。
御嶽山は、2014年9月27日に噴火して、
58人の犠牲者と、5人の行方不明者が出た。
当日の御嶽山は、朝焼けがきれいだったという。
噴火の翌月の御嶽山。2014年10月19日。
静かな御嶽山のイメージが一変した。
モクモクと立ち上がる噴煙を眺めていた。
2011年8月17日に1泊2日で、御嶽山に登っている。
黒沢口の六合目から登り始めて、
M摩利支天岳、2,959メートルに登り、
最高峰のK剣ヶ峰、3,067メートルに登った。
そのときは、なんともなかった。
音も、振動も、匂いも…気がつかなかった。
この御嶽山が噴火するとは、夢にも思わなかった。
噴火する、8か月前の御嶽山。2014年1月24日。
白い御嶽山が、青空に映えていた。静かな御嶽山だった。
今回は、噴火して1年の御嶽山を見る。
御岳湖(おんたけこ)から、全貌が見える。
御岳湖では、御嶽山の頂上は雲に覆われていた。
けれど、雲は流れているから、少し待ってみる。
すると、頂上が現れてくれた。2015年11月21日、6時37分。
御嶽山は、朝焼けをしている!
中央のピークは、剣ヶ峰3,067メートル。
キラキラしている手前が御岳湖。標高900メートル。
噴火の4か月後の御嶽山。2015年1月24日、御岳湖から。
御嶽山は、怒っていた。
2015年11月21日は、朝焼けの御嶽山が、御岳湖に映る。
だんだんと、朝焼けが薄れてくる。
そして、赤みが薄れた。6時55分。
きょうの天気予報は、午前中は晴れる。
晴れているうちに、御嶽山に近づこう。
御嶽山は、2015年6月26日に、
噴火警戒レベルが引き下げられた。
入山規制の3から、火口周辺規制の2に。
王滝口登山道の「田の原」を目指す。
途中では、⇒噴煙が、ときおり上がる。
銀河村キャンプ場へ上がった。標高1,500メートル。
入山規制3のときには、ここまでは上がってくることができなかった。
キャンプのシーズンも、紅葉も終わって、だれもいない。
雄大だ! 上の雲もいい。手前の白樺もいい。
銀河村キャンプ場から、さらに上がると、御嶽スキー場。
ここから先、車は、積雪のため、全面通行止めになっていた。
2015年11月5日~2016年5月20日まで。
つぎに、黒沢口登山道の「中の湯」を目指す。
途中の二合目半で、御嶽山の全貌が見える。
噴火の翌月の御嶽山。2014年10月19日。
御嶽山は、怒っている。
噴火の4か月後の御嶽山。2015年1月24日、
御嶽山は、引き続き、怒っている。
噴火する前年の御嶽山。2013年11月23日。
冠雪して、きれいだな! と思って眺めた。
翌年には、噴火するだろうとは、思っていなかった。
二合目半から、さらに上の、屋敷野から見る御嶽山。2015年11月21日。
噴火の翌月の御嶽山は、すさまじかった。2014年10月19日、屋敷野から。
犠牲者は、右のピークの「剣ヶ峰」が6割と一番多く、
つぎに、「剣ヶ峰」から左に下って、左のピークの、
「王滝頂上」にいたる「八丁ダルミ」が3割だった。
噴火の4か月後の御嶽山は、まだ怒っている。2015年1月24日。
噴火する前年の御嶽山。2013年11月23日。
冠雪した御嶽山が、青空に映えていた。
黒沢口登山道の「中の湯」に掲げられた、
「御嶽山 入山禁止区域案内」。
右下から、現在地の「中の湯」まで、車で上がることができた。
噴火の3年前、2011年8月17日の御嶽山の登山は、
この黒沢口登山道の六合目(中の湯)から登り始めて、
摩利支天岳、剣ヶ峰に登って、六合目に下りてきた。
案内板には、
「御嶽山に火口周辺警報発令中」
(噴火警戒レベル2)
「平成27年6月26日17時00分 気象庁発表」
とあって、入山禁止箇所Xが示されている。
火口周辺の摩利支天岳、剣ヶ峰には、近づくことができない。
御嶽山の登山は、黒沢口登山道のほかに、
左下には、王滝口登山道があり、銀河村キャンプ場は、途中にある。
右上には、開田口登山道があって、長野県側からは、これら3本の登山道がある。
黒沢口登山道の車の終点、中の湯を引き返して、倉越へ行く。
倉越からも、雄大な御嶽山を見ることができる。2015年11月21日。
中腹は、御岳ロープウェイスキー場。
スキー場の上は、御岳ロープウェイの飯森駅(山頂駅)。
山頂駅から、御嶽山登山の七合目につながる。
スキー場の下は、御岳ロープウェイ乗り場(山麓駅)。
噴火の1か月後の御嶽山。2014年10月19日、倉越から。
御嶽山は、盛んに怒っている。
そして、地蔵峠から雄大な御嶽山。
最高峰のK剣ヶ峰と、M摩利支天岳。あそこに、登ったんだ!
⇒噴煙は、ときおり上がる。
噴火の5日後の御嶽山。2014年10月2日。
噴火そのものだった。噴煙は、3か所くらいから上がっている。
御嶽山は、止めようもなく怒っていた。
噴火する前年の御嶽山。2013年11月23日。
御嶽山は、怒りの兆候もなく、堂々とそびえていた。
噴火から1年、御嶽山は、近づいて眺めることができるようになった。
御岳湖から見る、朝焼けの御嶽山。2015年11月21日。
朝焼けの御嶽山は、神々しい。怒りは収めてほしい。