☆その1
ボランティアで「炊き出し」のお手伝いをした娘からの情報によると、とても感動的な出来事があったそうな。
おにぎりやら、カップ麺、ペットボトルの水などを配っていると、自転車やリュックにに、積めるだけ積んだ、カップ麺などの支援物資を持って、はるばる我孫子の方から、一人で届けに来てくれた人がいたそうです。
娘は、「感動して泣いちゃったよ。」と話していました。テレビで津波被害の報道を見て、自転車でも可能な距離の「大洗」に来てくれたのだろう...とのことでした。
凄いお方がいらしゃるものです。
☆その2
また娘の話題ですが、娘は、水戸のカラオケ店にて、友人と遊んでいるときに地震に遭いました。その時の様子を聞いたところ、「少し揺れだしたので、ちょっとはテーブルに潜ってみたものの、大きさが増したので、とっさに廊下に出たそうです。同時に、他の個室の客たちも廊下に出てきてオロオロしていたので、「落ち着いてください! 壁につかまってしゃがんで~!」と、思わず叫んだところ、そこにいた人たちが「はい!」と言って、指示に従ったそうな。「返事されたので、びっくりした。」そうです。
次に、いったん大きな揺れが収まった時に、「逃げましょう!」と言うと、そこにいた全員が、行動を共にしたそうです。
子ども相手のボランティアで、集団をまとめる経験が多かったせいか、とっさに行動したことを、本人自身が驚いていました。専門学校で「応急救護」などを習っていた経験も生きたのかもしれません。それにしても、二十歳やそこらの娘の声かけに、大人を含めて全員が従った、というのは、不思議な感じですね。「火事場の馬鹿力」というヤツでしょうか...? 我が娘ながら、凄いな...と感心しました。
☆その3
地震後で混乱しているさ中、「家に電話をかけたいけど、お金がない...。」と、困っている中学生がいたそうな。すると、ある成人男性が、「これ使いな。」と言って、300円ほどのお金を渡していたそうです。娘が通りかかった時も、「お金は大丈夫ですか?」と、声をかけてくれたそうな。
「優しい人がいるもんだ...。」と、これまた娘が感動してました。
災害時での、人々の優しさや機転、そういうエピソードを聞くと、心温まる思いがしますね。
←は、生協で見つけ、面白そうなので買っておいた「おみくじばし」。中から出てくる「割り箸」に、「大吉」やら「中吉」などが書かれているモノです。大晦日に娘の友人たちが集まった時に、出してみたところ、大ウケしてました。
今回、割り箸を使うことが多いので、中身がいよいよ残り1本になってしまいました。そこで、暇そうにしている息子たちに、割り箸に「おみくじ」のようなモノを書いてくれるよう頼みました。
すると、こんなのができました。 →
このところ、生活の疲れも出てきているので、こんなことをして遊んでみました。箱を振るたび、何が出てくるか?けっこう楽しみだったりします。
← 「大洗磯前(いそさき)神社」の前を通ったら、上の鳥居の一部が、欠けていました。地震の威力が感じられます。
こちらも、記念碑か何かが、一部崩れてしまっているようですが、隣にある椿の花がキレイ。 →
我が家の庭の、沈丁花やクロッカスなど、春を告げる花たちが次々と咲き出し、着実に春に近付いているのですが、そんなささやか喜びを、感じている気持ちの余裕もない日々ですね。
そういえば、この地震騒ぎで、「梅まつり」も中止になってしまったらしい...。