ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

「町民大掃除」に参加して

2011-03-30 | 日記・エッセイ・コラム

 先日の日曜日に、「町民大掃除」なるものがありました。大洗町は、「観光の町」でもあるせいか、毎年、夏になると、海水浴シーズンが来る前に、「クリーンアップ大洗」なる行事があって、町民をあげての「大掃除」に「慣れている」ところがあるのかもしれません。

 前日に、何度も町内放送が入ったので、私たち家族も、「めんどくさいけど、津波被害に遭った人たちを考えれば、少しでも協力しよう。」ということで、個人的に参加することにしました。

 夫は現在、諸事情により、いつ帰れるか不明の、長期出張中のため、不参加。娘は、所属する団体に呼ばれて、そちらでの参加となり、残る私と、大学生と高校生の、二人の息子たちとの、3人で、家にあった「竹ボウキ、金属製の熊手、スコップ」などを持って、出かけました。(朝8時より)

 最初は、家からまっすぐの海岸方面へ向かいましたが、気がかりだった、知り合いの家数軒が連なる地区へ行ってみたものの、そこは既にキレイになっていて、もはや、「仕事がない」状況でした。

 そこで、そこにいた知人に尋ねると、そこから「縦に伸びる」大通りを、皆さん掃除しているようだ、とのことなので、そちらを掃除することに。

 やり始めてみると、ちょっと見える「海砂」でも、除去し始めてみると、かなりの量の「砂」が出てくる。とにかく、砂を掻き出しては、近くに一箇所にまとめておく作業を繰り返しました。

 小一時間ほどで、一箇所がきれいになったので、続いてもう一箇所。今度は、比較的大きな交差点の一角に取り組みました。ここも、見た目よりの大量の「海砂」が出てきました。持ち寄った、三つの「武器?」を駆使して、大きめの「砂山」を2つ作り?ました。

 始まってみると、つい「凝りだして」「徹底的にやってみたくなる」のは、性分なのか、気になっていた「側溝のフタ」の、「手が入る部分」、この溝が、ほとんど砂などでうずもれていたので、私はこれらを、一つ一つ「ホジホジ」して、全部キレイにしました。息子たちは、呆れた様子で、「もう帰っていい?」と、言い出してみたり...。

 その後、建設業の方たちが、重機やトラックで、溜まった砂を運んでくれたので、その後の後始末をして、「キレイになった~!」と思えたのが、11時半くらい。

 我が家の「竹ボウキ」が一本壊れ、腰などが痛くなってきたけれど、やった場所が「キレイになった満足感」で、気分は爽快になりましたね。

 願わくば、我々みたいに「個人で」参加すると、誰に声かけられるわけでもなく、「ご苦労様」の言葉さえももらえないのが、ちょっと淋しかったので、当日も、最初と最後くらいに、町内放送ででも、「皆様、どうぞよろしく。」とか、「お疲れ様です。」とか、流してもらえたらいいのに...。なんて感じた次第であります。

201103281651001

 写真は、庭で見つけた「つくしんぼ」。 「春」は、着実に、やってきているんですね。

コメント (3)
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