最近、テレビやラジオなどで耳にする言葉の中に、少々違和感を覚える言葉があります。それは「夜ごはん」という言葉。
なぜ違和感を?...と思い、自分なりに考えてみました。
それによると、たぶん、今までよく使われていたのは、「夕飯(ゆうはん)」か「晩ごはん」或いは「晩飯(ばんめし)」なんだろうと思われます。それに対し、「お夜食(やしょく)」というのがあり、これは、よく受験生などが、夜遅くになって小腹がすいた時などに食べる、軽い食事のことを指したと思います。
それがなぜ、「夜ごはん」という言葉が出てきたのか?
単純に、一日に三回の食事ということで、「朝・昼・夜」という言葉が思いつくからそうなった、とも考えらますが、もう一つは、以前は、単純に「夜」といっても、その時間帯で呼び方があり、「夕方」「宵(よい)」「深夜」などと、分けて考えられていたものが、そういう習慣がなくなってきているから...とも考えられます。
あとは、昔は、実際「夕方」にあたる時間帯に食べる家庭が多かったものの、今は、遅くなっている場合が主流になってきていて、「夕飯」という呼び名がピッタリ来ないからなのかもしれませんね。
まあ、どうでもいい話なんですが、「夜ごはん」という言い方は、たぶん最近の「新語」なんだろうと、思われ、自分ではなかなか、使うことができない言葉であります。
ちなみに、我が家の「夕飯」の時間帯は、けっこう遅めで、とても「夕方」とはいえない頃なんですが、しっかり「夕飯」と呼んでおります。
そういえば、最近流行の「ツイッター語」である「◇◇なう。」という言葉も、なんとも馴染めず、いまだに使うのを拒否っていたりしますね。このぶんだと、相当の「頑固ばーさん」になりそう...。(そういや、昔から「頑固者」と言われていたかな?)