ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

ご当地争い?

2007-04-19 | うんちく・小ネタ

 「荒城の月」について調べていたところ、面白い事実に出会いました。この歌の作詞者は、土井晩翠氏、作曲が、滝廉太郎氏です。もともとこの歌は、「中学唱歌」の本に載せるために、土井氏が詞を書き、曲については、一般公募したそうです。そこに応募してきたのが、滝氏。滝氏は、この曲を含めて3曲応募し、全部採用されてるそうです。Nec_0179

 で、この「荒城」にあたる「お城」とは、いったいどこのことなのか? 今ある説は、次の3つだそうです。

Nec_0168  ①土井氏の故郷でもある、仙台市の「青葉城」 ②土井氏が、修学旅行で行ったことがあるという、会津の鶴ヶ城。 ③滝氏が少年期を過ごした大分県竹田市の「岡城址」。

 結局、具体的には答えが出ていないそうですが、その3箇所とも、それぞれ歌碑が建てられているそうです。(^^)

 そういえば、「磯節」に関しても、発祥の地を巡っては諸説あるようで、「大洗説」vs「那珂湊説」で、長年論争が続き、いまだに決着はついていないそうな...。(・_・;) まあ、私としては、大洗の住民になったことだし、「磯で名所は~大洗様よ~」と、原歌にもあるので、個人的に、「大洗説」に軍配を上げたい気分です。

 有名な「歌」ともなると、やはり「引く手あまた」なんですねェ。

※写真は、「荒城の月」の箇所の、原田泰治さんによる挿絵。

 

コメント (6)
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