みどりの野原

野原の便り

3月31日 3年ぶりのアサギマダラ幼虫 ベニボタルの仲間 ビロードシダ フサザクラ・・

2024年03月31日 | Weblog

うれし~!3年ぶりのアサギマダラ幼虫との出会い。

去年も、一昨年も、来た時には一応探してみる。
でも、食痕はあっても見つからないことが多く、根気も続かなくてあきらめ気味だった。
去年は食痕も少なかったが、今年は幼虫の食痕はあちこちに見られた。
でも、食痕があるからと言って幼虫が見つかるとは限らない。

葉をめくってみるが空振りが続く。


あっ。何かいるぞ・・と思ったらオオツマグロヨコバイがデート中。


これか?と思ったら毛虫。
やっぱりよう見つけないか~。


右下の丸い穴がアサギマダラの幼虫の食痕。まだ若齢の食痕だ。
左上に齧りかけのトレンチング跡が見える。(円形の点々状)

こんな食痕があれば幼虫が居そうに思うがそんなに簡単には見つからないのだ。
しかも、幼虫は葉の裏にいるので、パッと見てもわからない。

毒を持つキジョランを食草とするアサギマダラの幼虫だが、毒がきついのか? 先ず、円形の噛み傷をつけて毒の流れを止めてからその内側の葉を食べるらしい。

諦め半分、時々葉を裏返していると・・・


いた! 
うれしすぎて大きさを測るのを忘れたが、2~3㎝ぐらいだったか・・


拡大。まるでタイルを貼ったような模様。
体の前後に角状の突起があり、パッと見るとどっちが頭かわからない。
鳥などの天敵からの攻撃を軽減するためなのかと思われる。

2020年の3月・2020年4月・2021年4月に幼虫を見つけ、今年で4回目の幼虫。
旅をする蝶として知られるが、春に見つけたこれらは、ごく若齢の幼虫または卵で越冬したものと思われる。
よく寒さに耐えたねえ。

2022年4月と5月には蛹も見た。
蛹は早い時期にはきらきら光った黄緑(宝石のよう)、日がたったものは黒くなっていた。ころっとした可愛い形。

2023年5月には蛹の抜け殻も見た。
でも、ここで成虫のアサギマダラは見たことがない。

偶然頼みのアサギマダラ幼虫発見ではあるがうれしい。


ベニボタルの仲間のようだ。(雄)


ビロードシダ 初めて気づいた。


フサザクラの花
高い木が多いが、手の届く枝があって写真が撮れた。
雄しべの根元に目立たない雌しべがある。

山の中にはアブラチャンやクロモジなど黄色い小さい花が見られた。


ハシリドコロ 花

ちょっと横道に入ったら・・


ミヤマカタバミ


ショウジョウバカマ(白いので、シロバナショウジョウバカマ?)

他にも早春の花。楽しかった。

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