みどりの野原

野原の便り

12月8日 高取周辺 土佐町 

2022年12月08日 | Weblog

壺阪山駅から砂防公園あたりまで、街並みも見ながら、ゆっくりのんびりの観察会。


郵便ポスト クリスマスバージョン


ハボタン お正月も近いなあ。

高取町は高取城の城下町 そして 薬の町


道路には薬草のタイルが埋め込んである。
サツキ・クズ・センブリ・ゲンノショウコ・ドクダミ・キキョウ・アオキ・ナズナ・ナンテンなどがあった。


マンホールにはモミジ(町の木)とツツジ(町の花)

城下町の古い町並み 
明治に取り壊された高取城の名残があちこちに残る。


石川医院 代々高取藩の御殿医を務めた家柄だとか。
写真に写ってないが、手前の門は高取藩主の下屋敷表門を移築したものだそうだ。


「髪館もりした」さんの前の壁には「朝日床」(左から読む)が残る。


土佐町の由来。池田邸屋敷跡に建つ説明板

大和朝廷の都造りの労役に土佐の国からこの地に召し出されたものの、任務を終えて帰郷する時には朝廷の援助がなく、帰郷できずにここに住みついた土佐の人たち。(片道切符なんてひどい!)
せめてもの慰めに「土佐町」と名付けて住んだのが由来だとか。

     
吉野 壷阪への道標。左に「右 観音道 是より16丁」の道標
今は廃寺?跡?の観音院を案内するもので、丁石がいくつか残っている。2基見た。


高取町児童公園 「松の門」
高取小学校に移築後、火災で一部消失。
解体されたのをここに復元移築された。


田塩家住宅 長屋門

町を抜けて・・砂防公園までの道を植物観察。
今日の担当の方の説明など聞きながら、砂防公園へ。


キリ 枯れた果実と共につぼみもたくさんついていた。


水車 回ってはいない。


種子のついたナギの枝が伐られていた。


厚みのある外種皮?をはがしたところ。
先が尖っていると思っていたが、尖っているのは種子の着生部の方だった。

1個家に持って帰ったので、植木鉢に埋めておいた。(忘れそう・・)


サネカズラ 集合果

他にイヌホオズキの仲間やノコンギク・カラスウリ・アオツヅラフジなどを観察。


砂防公園に降りてお弁当。


フユノハナワラビ 
胞子嚢が開いて、触ると煙のような胞子が飛んだ。


アマチャヅル 葉の表面に毛がある。


帰路、シホウチクの若竹があった。
稈の断面がゆるい四角形で、秋にタケノコが出る。
まだ葉は出ていなかった。

「助産婦」の古い看板のあるお家もあった。なつかしい。

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