みどりの野原

野原の便り

8月8日 世界一のセミ展

2007年08月08日 | Weblog
世界一のセミ展


天井の巨大セミ行灯は橿原昆虫館から借りたものだそうだ

世界にはいろんなセミがいるもんだ。
見たかった世界最大のセミ「テイオウゼミ」は大きいクマゼミよりもまだ一回り大きい。
 

        テイオウゼミ(マレー半島)

アカバネゼミ・アオネゼミ・キエリアブラゼミ・・
これがセミかと思うほどカラフル。大きさもさまざまだ。

ボルネオで聞いたセミは?
6年前ボルネオに行った時のことを思い出した。
あれはどこだったか?(記録を見るとレインフォレストだった)
早朝、森の中から大きな「音」が聞こえてきた。こんな森の中で工事でもしているのかな?

尋ねると、それは「シカダ」(セミのこと)の声だと言われた。
チェーンソーのような大音量にびっくりした。

あのセミも展示の中にあるのだろうか?
声を聞くコーナーがあったので、ボルネオに生息する何種類かを聞いてみた。
すごく大きく響き渡るだったので、きっと体もでかい「クロテイオウゼミ(ボルネオ生息)」
これに違いないと思ったが、声は違うような気がする。
横の「アオネゼミ(マレー半島)」の方が近いと思ったが、ボルネオに生息域を示す赤い
印がついてなくて、結局はっきりしなかった。

 
          アカバネゼミ             アオネゼミ(これがボルネオで聞いた声の主?)

「大阪にはなんでこんなにクマゼミがおおいんや!」
これが今回のテーマ
1970年(万博の年)頃にはアブラゼミがほとんどでツクツクボウシなどもいたが、
30数年
たった現在は、クマゼミがほとんどになった。

なぜ?
原因は地球温暖化?
30年間で8月の平均気温が0.6℃上昇しているという。
でも大阪より南でも、緑が多いところでは、まだアブラゼミの多いところもあって、
温暖化だけでは片付けられないみたい。

都市化も影響しているようだ。

以前はクマゼミがいなかった東京も、近年クマゼミの生息が確認されているようで、
2030年には東京もクマゼミだらけになるだろうと予測されていた。

学校のヒアリングテストや光ファイバーへの産卵による損傷など、クマゼミの被害も
でているとのこと。


博物館を出て、駅までの公園でセミを探したが、やっぱりここはクマゼミ天国だ。

自宅に近い駅のそばの神社にも立ち寄った。
アブラゼミ3匹・クマゼミ3匹見つけた。この辺もクマゼミが増えてきてるのかもしれない。




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