みどりの野原

野原の便り

11月1日 秋色落ち葉 京田辺周辺 諏訪ヶ原公園 ヤマイモ?大薯と判明 

2016年11月01日 | Weblog
JR松井山手駅前はケヤキ・ナンキンハゼ・ユリノキ・ハナミズキなど紅葉黄葉。

                        
一休さん ネクタイ閉めて落ち葉掃き?
街路樹のコブシや植栽の花を見ながら諏訪ヶ原公園へ。
公園の樹木を案内していただく。樹種が多く、各シーズン木のいろんな姿を見ることができるだろう。

 
       ケヤキの樹形も美しく、アキニレは果実も紅葉していた。


       秋色の落ち葉を拾った。

午後は大住駅方面へ歩く。


前に第2名神が横切り、遠くに比叡山、霞んでいたが京都タワーがうっすらと見えた。

 
サネカズラの果実 赤く色づいたもの、色づき始めのものもあった。   右)クコ 花盛り。

 
車道沿いの田んぼの畦で、先日(10月23日)初めて見た「雑種らしい果実がないカタバミ」かと思われるものがあった。
カタバミとオッタチカタバミの雑種?とかなんとか・・よくわかっていないらしい。 右)黒いカタツムリ

月読神社
 
伊邪那岐尊・伊邪那美尊を祀る。延喜式神名帳に記載された古社だが、たびたびの兵火などで消失、再興を繰り返した歴史がある。現在の社殿は明治期のものらしい。重要文化財に指定されているという。

 
「隼人舞発祥の地」の碑があった。九州薩摩の人々が7世紀ごろ大住に移り住んで、郷土の隼人舞を月読み神社へ奉納したという。「宝生座発祥の地」の碑もあった。
ここ大住のあたりは平安・室町の頃は奈良興福寺の荘園だったという。こんなところまで興福寺の力が及んでいたのか。                    右)月読神社境内のヤマモモの大木


くちびる形をしているのが比叡山と教えてくださった。特徴があるとわかりやすい。 


大住車塚古墳 5世紀初頭に築造された前方後方墳で、周りには濠があったらしい。
西側にもう一つ、規模も同じぐらいで、周濠を持つ前方後方墳があるとか。これは全国でも珍しいとのこと。


沢井家住宅
戦国時代、主君佐々木氏が織田信長に敗れた後、大住の地に帰農し、後代官を務めた家柄という。
中には入れなかったが、垣根からのぞき見。重要文化財に指定されているという立派なお屋敷だ。
屋根は入母屋造り茅葺をL字形に組み合わせた造りになっているらしいがのぞき見ではわからない。


カラムシの葉にアカタテハの幼虫

 
畑に見慣れない作物があった。大きくて肩の張った鉾形の葉。茎や葉柄にはヒレがあった。
畑におられた方に尋ねると「ヤマイモ」とのこと。ナガイモではないと言われた。
あまり見たことがない。 知っている方がおられたら教えてほしいです。

11.17判明しました。
大薯(だいしょ又たいしょ)又は為薯(タメイモ)・田薯(でんしょ)などの名もあるらしい、熱帯産の山芋、ヤムイモの一種 らしい。
イモの保存は15℃を要す。

薯の形は不定形 大きいもので10kgにもなるものもあるという。
イモは白いもの、イモの外側が紫色のもの、中まで薄紫色のものなど品種があるようだ。


畑に寄り道してちょっと遅れて迷いそうになったが、無事大住駅に到着。
歩きやすい気候で気持ちよかった。
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