例会で京都府立植物園へ。
ブログ、ずいぶん遅れていますので、簡単に紹介します。
京都府立植物園は今年2024年1月創立100年を迎えた。
北山口近くの花壇のハボタンは抜き取られて、春の花を植える準備中。
でも今日は風が冷たくて真冬のように寒い。
バクチノキ 若い果実が付いていた。
葉柄基部には蜜腺が見えた。
生態園
セツブンソウが見ごろ 草丈は短い。
夏に地上部が消えてしまうスプリングエフェメラルと言われる春植物。
セツブンソウの花。
キンポウゲ科で、白い花弁に見えるのはガク片
花弁は退化して先が黄色い蜜腺となっている。
その内側にたくさんある青紫のものが雄しべ。
雌しべは中心にある。
花の後ろに見える黄緑の葉は苞葉で花茎の途中についている。
根元からは長い葉柄をもった根生葉がついている。
セリバオウレンも満開。
雌雄異株で、これは子房が見えるので雌花(両性花)
雄花もあった。セリバオウレンは年中葉を付けている。
ヤマアイも満開 雌雄異株だが、雄花ばかりのようで雌花は見えない。
ノシラン 青紫の種子がきれい。
扁平な茎にたくさん種子が付いて重そう。
種子はまん丸ではないので弾み玉としては使えない。
オオアリドオシ 果実付き トゲは短い
場所は違うがアリドオシもあり、違いがよく分かる。 (トゲは長い)
オニシバリ 夏には落葉するため ナツボウズ ともいう。
フキノトウが顔をだしていた。寒くても春なんだなあ。
「これは何?」植え込み桝の際にあった植物を尋ねられた。
ああ、これはアレや・アレアレ・・アレが出てこない。
別のメンバーがスマホで検索「コゴメイヌノフグリ」
当たり。それそれ。今日は曇っていて花がしぼんでいる。
2017年3月30日、コゴメイヌノフグリを初めて見つけたのもここ。(違う場所)
今日はお天気がよく花がしっかり開いていた。
どこからか入り込んだ帰化植物だ。7年ぶりに見た。
昼食後、温室に逃げ込んだ。
ツバキカズラ・オオベニゴウカン・ムクナ・フウリンブッソウゲ・ウナズキヒメフヨウなどの花
有用植物など。
ビカクシダ
別の場所のビカクシダの葉裏でソーラスがよくわかった。