知り合いの方から情報を得て、行ってみたいと思っていた観音院跡へ。
ついでに近くの長円禅寺と宗泉寺も訪れる。
駐車場に車を停めて、高取城への道を登る。
高取町では町をあげてのお雛祭り開催中。
今日も町中は観光客が多い。
復元 松の門 のあるところ。手前右には「右 吉野 壷阪道」の道標。
左向こうの角に「観音院道」の道標がある。 ↓下の写真
「観音院道 是より十六丁」の丁石 ここから高取城の方へ登っていく。
「十五丁」の丁石
植村家 長屋門
「十一丁」 途中の丁石は失われているものも多い。
「子安地蔵 松嶽山 長圓(円)禅寺」へ寄り道。道標を右へ登る。
長圓(円)禅寺 階段を登る。
ワンちゃんがお出迎え。放し飼いだが吠えず、人懐こい。
本堂にお参り、仏足石を見て下る。
ワンちゃんのお見送りは門のところまで。外まではついてこない。賢いな。
元の道に戻る。
七丁の丁石を見て・・
砂防公園でお弁当。
少し戻った所からいよいよ観音院跡への道。
観音院へ、この林道から登った。
三丁の丁石があった。
林道から分岐道を登り・・
道案内があやふやになってきて・・ちょっと迷う。
イノシシのぬたば。獣臭い。足跡もいっぱいあった。
この道ではないらしい。戻る。
これが正解の道らしい。草地の斜面 これが道?
所々にシカの糞 野生動物の世界にお邪魔する・・。
二丁の丁石があった。この道が元は参道だったようだ。
途中で木の枝を拾いストック代わりにした。
荒れた山道。
ヤブツバキの花にホッとする。チャノキもあり寺跡は近いようだ。
小島山 観音院 やっと到着。階段を登ると・・
ロープが張られ、廃墟となった寺跡があった。
立派な五輪塔の向こうは朽ちかけた建物
ガレキと化した建物跡? 散らばった石材。
由緒は定かではないが、昔は立派なお寺だったのだろうが見る影もない。
「空風火水地」と彫られた石塔も。
寺跡から向こうへ下ると・・宗泉寺だ。
高取城への道に表示があるが、来たことはなかった。
宗泉寺 高取藩主植村氏の菩提寺だそうだ。
本堂と庫裏は1981年(昭和56)再建された。再建記念碑あり。
前の建物に使われていた瓦と思われる。
「新四国 大和88ヵ所巡拝道」があり、石仏を巡る道が山の上の方まで続いていた。
シキミの花が満開だった。
長円禅寺、観音院跡、宗泉寺、初めてのところばかりだった。
山道の途中でシュンラン(蕾) 野生を見るのは久しぶりだ。
ミヤマカタバミも咲いていた。
何桜なのか、満開。春の訪れを告げる。