柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

悪評

2019-01-20 09:36:59 | Weblog
今朝の毎日新聞にフランスのルノー工場でのゴーンさんの悪評ぶりが載ってます。ゴーン流 うんざり。逮捕は当然。見出しはこうです、そういう記事ですからボロクソ系です、そういうバイアスを知って読むわけですが、はぁはぁこういう事情があってフランス政府はゴーンを切ったわけじゃなと思うことです。燃料税課税を機にした黄色いベスト騒動があってマカロンかマキロンかの大統領がTVで釈明謝罪したことを各局大きく報道したのでしたが、こういう時にあれこれの不満が一緒くたになって噴き出すのは世の常です、ルノーの労働者も日産と同じようなコストカットされてたということです、一方であの高額報酬ですからね。まさに搾取。ルノーはフランス政府が出資している企業だということで国際問題化する?との危惧もあったことでした(現にJOCの竹田会長が贈収賄疑惑でフランスで起訴受けそうです、すわ?でした)が、一フランス人を守るという主権国家としての体面よりもゴーンを切るべしとの判断したのでしょうね。ワイドショーがよく教えてくれたましたがゴーン体制においては日産はルノーの子会社のような位置づけなのだが、稼ぎは日産の方がうんと多い、日産が彼を解任してもルノーの方が立場は強いと、そしてこちらには仏政府がついている、という解説で日産側のクーデターか?という説で面白おかしく煽ってました。長期拘留への海外からの非難を大きく取り上げて、それはつまり政治問題化を待ってた(煽って煽って大火事になるのを待つ、いつもの手法ですが)ということで、再逮捕を繰り返して保釈を認めない検察司法への批判も併せやってたことですが、以来プツリと言わなくなりましたし、もう採り上げないでしょうね。フランスがゴーンを切ったからです。面白くなくなったわけです。ワイドショーに呼ばれてた専門家が眉顰めて言うてましたよ、経営再建させた挙げ句がお縄騒ぎかという前例ができると、海外から日本への投資への今後の影響は大きいだろうって。ワルさしなければ、豪に入ったのだから豪に従っとけば賞讃のうちに過ぎて行けたのに、ということではあります。日本は違うぞとわからせればいいですね世界の投資家達に。そして先にも書きましたが報道ステーションに出ていたヤメ検さんのように、拘留期間に文句があるなら法律から変えろ、日本の刑法刑事訴訟法はこうなってるんだと突っ撥ねればいいんですね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 役人 | トップ | 天覧 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事