柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

伝説

2022-07-23 08:24:00 | Weblog

吉田拓郎を21日TVに見ました。今年で活動を止めると宣言していて、この番組が最後のTV出演だと前々から宣伝されてたものでした。普段は観ない番組です、どんなものかと期待はしてましたが、ああ、こういうバラエティーかぁと途端に興味が失せて後はつまみ食いならぬつまみ観しました。他の連中が唄うのを見たくもないという気分です。ま、内容は措いて、拓郎です。ああ、そうかぁ、年取ったなぁ、小さくなったなぁの感でした。今朝の中国新聞に関連記事が載ってました、伝説の広島フォーク村の当時のメンバーの思い出話です。井口よしのり、田辺なんとかは拓郎の初期のライブアルバム「よしだたくろうオン・ステージ」のMCで紹介される二人、後ろでギターとベースを弾いてた人ですが、その二人が語ってます。昔はよかった、というわけです。思い出はどんどん脚色されていくわけです。拓郎がそのフォーク村で唄っていた頃を知っている人の話では当時から音楽好きには有名な存在で、ギターがうまいと観に行ったもんだそうです。私が知ったのは中学時分、友人から勧められて聞きました。当時は陽水が売れてきたころで、拓郎派と陽水派に分かれてたこと思い出します。ギターを弾き始めた頃に拓郎に出会えたのは幸せのことでした。友人がギター上手でリンゴとか旅の宿とかガラスの言葉とか弾いてみせて、感心していたのもいい思い出です。その拓郎が老いて小さくなって・・。しみじみすることではありました。

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Unknown (マ様)
2022-07-24 13:37:51
私も観ました。あのリーガロイヤルのエレベーターで偶然乗り合わせた拓郎さんは背が高く、俺にかまうなオーラがビンビンでしたが振り向くことさえ許されないオーラがむしろかっこよかったことでした。

尖ったおじさんは尖ったおじいさんになるのだな。今、私がこの年齢になって50代になったからかしら拓郎さんの曲がなんと素敵に聴こえてきて、今更ながら落葉はいいなぁと感じたことです。

かっこよく年を重ねていきたいものです。
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マ様に (書翰子)
2022-07-31 10:54:31
返事遅れました、すみません。今年いっぱいで本当に拓郎が引退したら、音楽史的総論から個人的懐古まで拓郎論が噴出するのでしょう。私ごときでも一時間くらいは話せます。そうですか背が高いんですか。TVでは本文にも書いたように小さく見えました、DVD観ても大きくは思えないことでしたが。拓郎節とよく言われますが、こう認知されるには長く多く曲を知られていることが条件ですね、これに見合う人自体が少ないことですが誰が他に思い浮かびますか。陽水、元春、永ちゃん、桑田そしてユーミン。私ならこうです。ちなみに落葉ではなくて落陽です。サイコロ好きの爺さんが仙台行きフェリーを見送ってくれる、あれですね。今後もよろしくお付き合いください。
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