柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

公事

2016-09-22 09:28:35 | Weblog
富山市議会ドタバタですが、こんなことは日本中で起こっているんじゃないですか。あの号泣(性格異常)兵庫県議が端緒だったという括りになるんじゃないですか。今にあちこちから同類の告白告訴が続いたりして。世にゴマンといるオンブズマン(やその御一統)のやる気を奮い立たせる事件でしょうし。自分の給料を自分で決める業界です、自分で稼ぐんじゃなくて全部人の金です。公務員とは分類上の一括りで、役所勤め人とはわけが違いますね。それが公務員特権に守られている、おまけにこういうこすいピンハネする。他人の金(税金)だから有難味を感じない節約って意識が湧かない等々解説は聞きますが、要は当人の人品骨柄の問題です。ひいては、こんな奴ら(盗人)を議員に戴いてる選挙民が悪いとなります。さらには民進党県連会長が関与を認めて県議を辞職してますよ。組織ぐるみを認めて、の顛末です。せこい。舛添事件以来、これも sekoi と横文字化されてるそうですが、まさにそれ。二万三万とちょろまかして党費に充てたという情けなさです。さてどう決着付けますか富山市民様方。
 もんじゅを廃炉にするそうです。一兆円をつぎ込んで20年停まっている。最近の評価の流行り、費用対効果は最悪です確かに。でもエネルギー小国日本の国策として必要な技術開発でしょうにね。日本人の性癖でしょう、例えば普段は知らん顔してる、そればかりか結果の出ない研究や仕事に対しては蔑みさえしておきながら、一旦海の向こうで評価されると(好例がノーベル賞です)手のひら返すように賞讃する。基礎研究は大事だと舌の根の乾かぬうちに大きく頷きながら拍手している。世界に先駆ける技術開発してるんでしょう。具体的にどんな経営されて(公費つぎ込みですからきっと垂れ流しの部分も多いのでしょうが)どんな研究されてどこまで進んでいるのか、結果を示さないと評価もできませんが、結果が出ないから止めたのでは新たな技術は生まれませんわ。この手の基礎研究技術開発に費用対効果論を持ちこむはきっと間違いです。が、えてして新技術は町の工場から生まれますよね。湯水のように金を使えるところからは出てこない。能力の差ではなく気合いの違い。工夫しようという動機づけの絶対的な差。もんじゅの技術者や研究者達の能力が足りなかったのではなくてトップの公務員体質が何も生めなかった元凶でしょうね。原発事故の処理技術も実際に被害を受けた日本こそが新たな技術を開発して世界に売り出さねばならぬのです。新エネルギー開発も日本の使命じゃないんでしょうか。原発反対原理主義に阿って同じ色に塗りたくっての廃炉。どう思われます?
 相模原の惨殺事件を受けて、横浜で全国の知的障害者の集会があったと報道です。彼らが言うわけです、殺されていい命などないと。言わされているのかどうか知りませんが、なんだかとても嫌な感じ、強い違和感が湧きました。あの事件がどこかしこで起こるかもしれぬという前提でしょう、犯人のように考えている者を啓発しようという趣旨でしょう。いやいや、仮にそう考えていてもあんな行動は採りませんから普通は。犯人がおかしな奴だっただけですから。どうしてもっと犯人を責めないですかね。デモかけるなら犯人に向けてでしょう、あるいは実家(両親)に向けてでしょう。あなた方が責めるべきはあの犯人です。あんな行動採るわけもないその他大勢に向かって何をアピールしたいのですか。いえ、その手の勢力はこういう機を逃しはしないでしょう、障害者の権利を言い立てるが目的です。弱者さをこれでもかと強調して健常者との差を殊更に晒しておいて差別するな!公平に扱え!と来るのです。見ている方はドン引きです。差別しようなんて思ってませんから。が、差は歴然とあるわけです。だから殺す?誰がそんなことしますか。日本はそういう文化文明じゃないでしょう。犯人が言い放ったような考え方はあるでしょう、そう思っている人も少なからずいるでしょう、でも殺しはしませんから。そこを大きく論理飛躍して問題をすり替えて自らを弱者において(差別しておいて)権利を主張する。健常者と違うんだからと自らを差別しておいて、あなたたちは差別するなと来るわけです。そこにこちらはモヤモヤするのです違和感を禁じ得ないのです。でも道徳上、社会正義上、社会規範上黙るべきはこちらです。普通の人々は黙って見てます。ここを先途に言いたてるが彼らの本意かどうかは知りませんが(つまりそういう勢力、左巻き達、市民団体達に無理矢理引っ張り出されているのかもしれぬでしょう)、知らしめたい相手を引かせるような運動は逆効果でしかないことです。そう思います。そう思いながら映像見てました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 面目 | トップ | 差金 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事