出羽守、でわのかみとの謂いがあります。演説や講演のときにすぐにアメリカではこうです、欧州ではああですとか知識を披歴する人がいますね、でそういう比較だけに終わって内容がとっても薄い話をよく聞くでしょう。そういう人を冷かして(バカにして、です実は)「では」のかみというのです。それに倣ったのがいくつかあります、のに論、とは論。実はこうこうであるのに、何もしないとかの批判。何かを説得するのに何々とはという定義を振りかざして進歩を阻む言い方。どれも新しい考え方や意見を遮るもの、多くは古い学者や業界のご意見番さんたちの定番ですが、それを皮肉るものです。~のくせに、ってのもありますね。男のくせに、女のくせに、医者のくせに。こっちのほうが頻度が多いですかね。今時の風潮からはこの言い方は多様性を排除する差別発言になりましょうから叩かれますが、よく使いますね。どれが悪いというのではないですが、そういう目で話を聞く、文章を読むとその人の頭の中が見える気がしますよ。面白いことです。
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