柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

執拗

2018-09-29 08:25:14 | Weblog
TVも新聞も執拗で悪意すら感じますね、元モーニング娘の事故扱いが。とことん晒して断罪して。引退しますと言わせるまで、だったんでしょうなぁ。芸能人や政治家への容赦なさはいつもの事ですが、向こうが反論できない時の嵩にかかり方は醜いほどです。こちらが目を伏せるというか。そうじゃありませんか。正義の味方気どりですから向こうは。しかたないですけど。
 中日の岩瀬が1000試合登板と新記録だそうです。ここまでやるつもりだったわけです、今年で引退する人です。落合時代に中日は強かったですが、その時の大クローザーです。絶対の信頼でしたね、日本シリーズで初のノーヒットノーランできそうだった山井を8回で非情に降ろし岩瀬に投げさせた場面は有名です。いえ、投手としての話ではなく、記録です。毎日新聞に詳しく載ってますから是非見て下さい、歴代の記録。一位は岩瀬ですけど、二位以下は歴々が並びます。順に阪急の米田949、国鉄金田944、阪急梶本867、阪神小山865、そして阪神江夏829。歴々!で、もっと驚くのが登板数じゃなくて投球回数です、岩瀬は984(1000試合出て984回しか投げてないということは、一回持たなかった登板が少なくとも16試合あったんでしょうね、投手以外で出て登板もクソもないですから)の一方で、米田は5130、金田5526、梶本4208、小山4899、江夏3196。いかに岩瀬が短いイニングしか投げなかったか、というかここに挙がってる投手がいかに皆先発完投型だったかの証拠ですね。投手分業などなかった時代の大投手達。少なくとも一回の登板で5回は投げる、これがエース。ちなみに米田、梶本は南海に替わって阪急が強くなる時期の大黒柱、もう一枚左腕がいたように覚えてますが名を忘れました。小山は村山との二枚看板、巨人との天覧試合の先発投手。金田が400勝、米田が350勝、小山が320勝・・。岩瀬の記録のおかげで往年の大投手が蘇るわけです。記録ってのは面白いですねぇ。
コメント
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