柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

初々

2017-07-18 08:20:23 | Weblog
大相撲、宇良の行く末を負に暗示するように昨日は書きました。その宇良、昨日はもう一人の横綱日馬富士を倒しました。聞こえた?いやいや、悪気はなかったのよ。が、あの後のインタビューで彼泣いてましたよ。あんなにすごい存在なんですね横綱ってのは。彼が純な奴だってことなんでしょうが、それよりも横綱に勝つということの重さですね。これでもかの力の世界、強いか弱いかだけの世界です、恐怖とか諦めとかないまぜにして土俵に上がるんでしょうねぇ。結びで取るなんてこと自体大出世なのですし。もう一人、昨日一昨日と宇良と裏表に両横綱に当たった若い衆、こちらは大きな体格で見た目は遜色ないことでしたが、こちらはガチガチの緊張。日馬富士戦はあれでも押し込む場面がありましたが、昨日の白鵬戦は棒立ち状態。押されてこらえて足が揃って引かれてバッタリ。若いねぇ、の感。でも、これだけ緊張するんだと感心するわけです。もっと強いんでしょう、だから結びで取ってるんです、それがあれです。横綱戦、結びの一番。この特別さってのは彼ら業界人にとっては大変なもんなんですね。彼らの初々しさがそれを教えてくれて、白鵬の記録の凄さも一層引き立つことでした。
コメント
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