柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

怪奇

2009-07-23 08:15:06 | Weblog
たった今NHKニュースが、新型インフルエンザ症例の7歳の子どもがインフルエンザ脳症になって、タミフル飲んでいたので回復した、なんて流れで報道してました。また大嘘を平気で。何の検証もなしにこんなこと言い散らかしてはならぬのです。まず簡単に回復する症例が(症状は幻覚だったそうです、TVはそれしか言いません)本当にインフルエンザ脳症だったのかどうか。もう一つは本当にタミフルがその症状を治したのか否か。つまり、タミフルがそういう症状を出していたのかもしれないのです。簡単に回復したのであれば余計にそっちの可能性が高くなります。10歳以下の症例にタミフル飲ませて、副作用が出て、幸い副作用が小さくて済んだという例でしょうに。ったく。こういうのを恣意の報道というのでしょうね、世論誘導、しかもミスリード。今後この報道がどう推移しましょうか、乞うご期待。
 宮崎一区、中山「反日教組」元大臣立候補宣言です、しかも自民党公認を前提で。県連と支部とがよれてるという話は記事になってましたが、自民党がこの区の公認指定を先送りしたことが根の深さを物語ります。この人、先の舌禍で議員辞職すら口にしましたし、その後県連が人選に動いて公認候補を決めたその後の身勝手です、そりゃ怒るわな。でも平気です。そして中央もこの人惜しいと思ってるんでしょう、切れません。勝てる候補を立てたい。今の自民党の最優先事項です。悩ましいことでしょうね。きっと中山さんには、ああいう人だから余計に人気もあるでしょうし(私のような天邪鬼は多いことでしょう)。
 皆既日食、すごいもんですねぇ。真っ暗になって。あの映像は印象的でした。昨日憎まれ口を叩きました、その所為でかわいそうに悪石島大雨で気の毒でした(ああなるとなったで気の毒には思うのですよ)。うちでも黒い下敷き通して見ました(こういう見方はいけないとあれだけTVが言ってたのに)、欠けてました、すごい!いったい何人が目を傷めたのでしょう、これも是非知りたいことです。古舘が言ってました、この日食を太陽と月との動きの妙として私達は認識しているが、実は地球と月の動きによって起こる現象なのだ、ガリレオがそれでも地球は動いているといって以来動かないのは太陽なのだが、どうしてもこっち(地球)を中心に考えている、なんて皮肉でした。なかなかに。考えてきたな、この野郎。でも、あの大きな太陽を小さな月が隠す(大きさの違いを知識として知っているから余計に思います)、すっかり隠してしまう、そして昼が夜になってしまう怪奇です。素直にびっくりすべきなんでしょうね。
コメント
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