memories on the sea 海の記録

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各企業がクロマグロの保護を支援、政府に行動を呼びかけ

2010-11-27 06:58:50 | 
代表的な企業がWWF(国際野生生物基金)のマグロ市場マニュフェストの調印、大西洋と地中海のクロマグロを買わないし販売しないことを誓約、この活動は乱獲からの資源保護を目的にしたもの(11月24日FUD)

こうした企業はWWFとの連携で政府への働きかけについても後押し、現在パリで行われているICCATの大西洋マグロ資源保護の主題でもあり、緊急な行動と種の回復に努めるよう訴えている。

マグロ市場マニュフェストは今朝ICCATの議長であるFabio Hazinがパリでの会議で提案したもので、各企業は大西洋クロマグロの漁業をICCATによって資源維持が可能となるまでの間は漁業を休止するというもの。違法な管理や乱獲がとくに地中海で行われており、東部大西洋におけるクロマグロの過剰開発が長年にわたり行われてきた。鮨愛好家たちのクロマグロ称賛が崩壊寸前の状態を招いたとしている。

「地球規模の企業は維持可能な資源によって成り立っており、危機に瀕している大西洋と地中海のクロマグロにあっては資源回復の責任ある行動が確立されるまではその交易を拒否するという企業体が増えてきている」とWWF地中海の漁業部門のチーフの Dr Sergi Tudelaはいう。「WWFは民間企業によるこの大胆な姿勢に拍手を送り、さらなる企業が賛同を深めるように努める」と。

ICCATは過去40年間にわたって管理に失敗し常に資源を減少させてしまった。ng Carrefour, Ikea, Sodexoや有名な鮨レストランであるITSUやMOSHI MOSHIをも含め,多くの企業がこの運動に自ら参加することを決めている。カルフール・グループはその傘下の世界中のいかなる店でも大西洋産んクロマグロは扱わないことを決定、マグロの資源回復を期待する」と同グループの品質管理マネジャーの Hervé Gomichonが発言。「我々の関心事は責任ある商いであり、企業を維持可能な方向で経営することであり、この惑星で快適に生活するために、天然資源の枯渇を招くようなことはこれからの世代に対して許されることではない。カルフールはICCATが劇的な対策をとるべき期待しWWFに参加した。このことにより、クロマグロが穏やかな消費のもとで末永くあるべきだ。

WWF は各国政府に対し規則のねじ曲げや違法操業にたする面積をしないように要請。また国際的な保護グループは健全な科学的根拠にもとついた管理計画を大西洋クロマグロ資源回復のためにとるよう建言している。とくにWWFはICCATに対して現在の漁獲枠13,500トンを年間~6,000トンとするよう求めている。

以下の各企業がWWFマグロ市場マニュフェストに支援を表明している:
CARREFOUR • IKEA • SODEXO • DELHAIZE • FAIRMONT • LOBLAWS
SUSHI TAXI • ATAC • AUCHAN • AUGUSTE • CASINO • ELIOR
EUROTOQUES • RELAIS & CHATEAUX • RELAIS DU PARC • SIMPLY MARKET
EDEKA • GOTTFRIED FRIEDRICHS • YAGURA, EATON HOTEL • COOP ITALIA
CENTER PARCS • ICA • COOP NORWAY • EROSKI • MEMENTO
BRASCHLER BIANCHI • BELL SEAFOOD • COOP SWITZERLAND • DYHRBERG
MIGROS • DÖRIG & BRANDL • MARINEX • OSPELT FOOD • ULTRA MARINE FOOD
GEORGE KNIGHT • ITSU • LONDON 2012 OLYMPIC COMMITTEE
M&J • MOSHI MOSHI • MOURNE SEAFOOD • PRET A MANGER