memories on the sea 海の記録

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人工漁礁が台湾漁業を押し上げ

2010-11-12 00:00:04 | 水産・海洋
台湾東海岸の人工漁礁から今年は今までに230トンの漁獲を挙げたという(11月5日CNA)
この発表は漁業審議会(COA)傘下の漁業調査研究所が行った。漁獲は今年の9か月間で2000万台湾ドル(およそ65.8万米ドル)で、これは台東の新港桟橋の沖合20~60mの水深に魚礁を設けた結果と発表。沖合の人工漁礁の機能は魚を誘集する流木と同じという。
漁獲は2月と3月が良好で1日一隻あたり平均で180KGの漁獲があり、最大のものではそれが400KGになったという。盛漁期でない6月は、30隻の漁船の平均水揚げは60KGであったという。魚礁の利用により漁船の航海距離を短くすることができおよそ15%の燃料コストの低減につながったという。
東海岸の漁業の価値向上のためこうした施設がすでに6基投入されていているという。