ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

上海36時間未満の旅(19)

2008-09-17 20:44:38 | 旅(中国本土ー広州・深圳以外)
すいません、昨日は思わず激烈な文章を書いてしまいました。今日からいつもの「ライプツィヒの夏」が復活します。



上海観光のポイントが、豫園という庭園です。ここを観光しないと、上海に来た甲斐がない・・・とまでは言わずとも、おさえるべきポイントではあります。上の写真では、天秤でものを担いでいる人に注目ですかね。



土産物屋が立ち並びます。



中に入ると、驚かんばかりの人の多さです。



人ごみが嫌いで上海に来る人も少ないかもしれませんが、あまりの人の多さに少々うんざりしました。



外国人観光客の姿も目立ちます。
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フランスの極右が、われわれは日本の自民党ほど極右ではない、と言った(そうです)

2008-09-16 23:07:57 | 社会時評

今日、林博史氏の本『戦後平和主義を問い直す』を読んでいて、次の記述に私は驚きました。

>最近のフランスの極右は、われわれは、日本の自民党に比べれば、よっぽど穏健だと言うそうです。(152ページ)

この林氏の書物は、講演をもとにして本にしたもので、この記述の出典は書かれていません。よって、私はこの記述の真偽についての判断はできませんが、しかし、つい1年前まで日本では、自他共に認める極右の歴史修正主義者が与党の党首であって首相だったわけですからねえ。とてもフランスの極右に対して、「そんなことはない」とは言えません。

確かに世の「先進国」と呼ばれる国々の中で、安倍晋三レベルの歴史修正主義者が首相になるのはとてもできない相談ですし、正直少数極右政党ならいざ知らず、政権与党の国会議員になるのすらどうかというところでしょう。

ところがこんな人物を(要は、こいつをトップにしていれば選挙に勝てそうだとか考えただけですが)政権与党の国会議員らが支持して首相にまでなってしまいました。私は、これは、本当に日本の恥だと思います。

さすがに安倍の極右ぶりや時代錯誤もはなはだしい歴史修正主義者ぶりは、有権者の支持を得るにいたりませんでしたし、また安倍は政治家としての力量もきわめて拙劣で、最後は勝手に自爆してしまいました。

ところがこんな馬鹿を一部極右新聞はやたら熱心に支持しましたし、あの参議院選挙後でさえ、経団連のトップが安倍続投を支持したのです。極右新聞の安倍支持はともかく、経団連トップの安倍続投支持には私はかなり呆れました。要は、あれだけの頭の悪い財界の手先は、なかなか得難いとでも思ったのでしょうか。

個人的には、私は安倍がひどい馬鹿で本当によかったと思います。なまじ安倍が(岸信介みたいに)「優秀」だったり(佐藤栄作みたいに)政治家としての力量があったら、ほんと相当にとんでもない事態になった可能性があります。

安倍はほとんど世間から馬鹿にされて政権を去りましたが、自民党には稲田朋美とか高市早苗その他の無知で馬鹿な極右政治家がまだまだ大勢います。ある程度良識があった政治家も、かつての自民党にはそれなりにいたと思いますが、今日ではかなり質が悪くなった感が否めません。世襲代議士の増加や(稲田も高市も世襲代議士ではありませんが)日本が成熟社会に移行して、経済発展が鈍化したことによりパイの分け前の増加が望めず、一番安易なナショナリズムへの訴えを自民党のアイデンティティに利用したとかいろいろな理由がありますが、けっきょくのところこれは国民にひどい不幸をもたらしかねません。

噂によると、次の選挙は自民党が負けるそうですが、選挙ですからどうなるかはわかりません。しかし、外国の極右からさえ一目(?)おかれる極右政党が政権与党だなんて、ほんと恥ずかしいですね。

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ソウル、仁川紀行2007年(11)(完)

2008-09-15 12:15:31 | 旅(韓国)


食後の散歩をします。噴水がきれいです



物乞いの人が土下座をしていました。昔はともかく、最近はこのような人は減ってきました。あ、それから、書くまでもありませんが、このような写真は撮らないほうが身のためです。



市場を歩きます。





この店番の女性、なかなかいい雰囲気を出しています。



深夜まで明胴を歩きました。



翌日、空港へ行くと、バーバリーの広告にケイト・モスが出ていました。昔南フランスで、彼女とニアミスしたことがあります。このときは、ものすごく残念でした。ほかにもニューヨークのセントラルパークで、彼女の写真と同じ位置で写真を撮ったりとかずいぶん馬鹿なことをしました。



前にも書きましたとおり、アシアナ航空の機内食はおいしいと思います。

さらに、上海紀行の続きを書きますのでお楽しみに。
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ソウル、仁川紀行2007年(10)

2008-09-14 22:53:15 | 旅(韓国)
さて、豚の首を見たショックで食欲をなくした(嘘)私は、別の店に行くことにしました。目先を変えて、プルコギの名店である又来屋なる店に行ってみました。





おいしかったけど、やや物足りなさを覚えたので、少し散歩して違う店に行ってみることにしました。



とある市場を通りぬけます。





煮干しを商っているのですかね。なかなか興味深いものがあります。なんてのんきなことを考えていたのですが…。



また見てしまいました。どうもこの日は、こんなものばかり目にします。

しかしそれにもめげず、カルビタン(注:タンとは「湯」の意味)をたべます。カルビがたっぷり入っていておいしかったと思います。



縁台将棋(?)をやっていました。日本ではすでにあまり見かけない光景です。

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ソウル、仁川紀行2007年(9)

2008-09-11 22:13:54 | 旅(韓国)
突然、以前中断していたソウル・仁川紀行を再開します。

ソウルに戻ったら、そろそろ夕飯の時間になったので、前に行って大満足だった馬場胴の焼肉店に行こうと思いました。地下鉄馬場の駅に降ります。



前にも書きましたとおり、典型的な大都市の郊外の光景です。高架鉄道や団地、だだっ広い道路、発電所の煙突などがあります。






精肉市場のアーケードに入ります。この日はどうやら休みの日だったようで、多くの店が営業していませんでした。



あいている店の女性も、かなりひまそうです。



焼き肉屋も一斉休業日だったみたいで開いていませんでした。しょうがないから帰ろうと思ったのですが・・・・。



豚の首が転がっていました。いやあ、なかなか油断ならない市場です。
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なかなか真似できることではありませんね。

2008-09-11 01:31:21 | Weblog
先日の北京オリンピックで、マーラ・ヤマウチという英国のマラソンランナーが6位に入賞しました。彼女は名前からわかるように日本人と結婚しています。本業は、英国外務省勤務の外交官ですが、いまは休職してマラソンに専念しているそうです。


(北京でのマーラさん。彼女のブログより)

私が彼女のことを知ったのは、そんなに以前のことではなく07年の大阪世界陸上でのことです。9位とそんなにいい成績だったわけではないのですが、日本人と結婚した英国人のマラソンランナーというのが印象に残っています。正直、日本人男性と英国人女性のカップルというのは、そんなにたくさんの数はいないはずなので、記憶に残ったのかもしれません。

で、先日の9月6日、たまたま土曜スポーツタイムというNHKの番組を見ていたら、彼女のミニ特集をやていまして、彼女のトレーニング風景などが移されていました。マーラさんがインタビューに答えていて、彼女の流ちょうな日本語に感心しました。そして彼女の日本人の夫が、トレーニングにつきあって、さらにマッサージなどもしていました。私はその番組を見ながら、彼女の夫は大学で陸上をやっていたのだろうなあなどと考えていたのですが、全くの素人の独学だそうです。そして彼は、彼女のために勤務していた証券会社を退職して、現在は彼女のマラソンの賞金で生活している、家庭では主夫をしているということを知って、かなり私は驚いてしまいました。

山内氏の給料がいくらかもちろん私は存じ上げませんが、証券会社で働いていたのですから、たぶん世間の人よりははるかにいいお金をもらっていたはずです。そういった立場を捨てて、マラソンランナーの奥さんのために日々の生活をついやしているんですからねえ。これはなかなか真似できるものではありません。

こんなこと書くと、ジェンダーの観点からすれば、いかに多くの女性が男性のために自分の将来のキャリアを捨ててきたかとかいうような話になりますが、それはさておき(さておきでは良くありませんが)30代の男性が、奥さんにつきあって高収入の仕事を辞めるってのは、山内氏はよっぽど奥さんのことが好きなんでしょうねえ。夫妻に子供さんはいないみたいだし、彼女は2012年のロンドン・オリンピックをめざすそうですから、まさにそれ一直線ということなのでしょう。

社会常識の観点からすれば、なにも山内氏が仕事を辞めることはないと思うのですが(むしろ専門のコーチと契約したほうがよっぽどいいのではという気もしますけど)、あるいは山内氏は厳しい仕事に嫌気がさしていたのかもしれませんけど、ほんとに奥さんとの生活に人生をかけているのでしょうね。私はもちろん部外者ですので何をするわけでもありませんけど、がんばってくださいと思います。前途は正直かなり厳しいと思いますが、ロンドンでの彼女の活躍を期待したいと思います。

さて、本日(日付は12日)に、TBS系列の「バースデイ」という番組で、この夫妻のことが特集されます。もしこの拙い記事を読んで彼女らのことに興味を持っていただいたなら、ぜひこの番組を見てください。もちろん私も見ます。

追伸:この記事とは何の関係もありませんが、9月11日は、あの事件があった日です。あらためて、犠牲者の方々のご冥福を祈りたいと思います。
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ブダペスト紀行(2006-2007)(24)(完)

2008-09-10 19:22:36 | 旅(欧州―英国・アイルランド以外)


チョークでいろんなメニューが書かれていました。Nはグラーシュを注文しました。私は無難に鶏料理を頼みました。残念ながら写真はうまく撮影できませんでした。ごめんなさい。



店を出ると、すっかり街は夜の姿になっていました。



もうこの街とお別れかと思うと、こんなものにも少々趣をおぼえます。



私たちの泊まったソフィテルの近くの、地下鉄の駅の看板の写真です。実はこの翌日、かなりやばい事態に私たちは追い込まれたのですが、それはまた別の機会に書きます。

今回で、長く続いたブダペスト紀行も終わりです。噂にたがわぬすばらしい街ですので、読者の皆様も、機会があったらぜひ行ってください。「世界でもっとも美しい首都」とかいう話もあながちでたらめではないかもしれません。
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ブダペスト紀行(2006-2007)(23)

2008-09-09 22:29:22 | 旅(欧州―英国・アイルランド以外)


カフェでぐーたらコーヒーを飲んだりケーキを食べていたら、だいぶ暗くなってきました。真冬の欧州だから、当然ながら陽はすぐに落ちます。



首都とはいえ、正月ですからさほど交通量は多くありません。が、むろん油断大敵です。



1月1日ですので、閉まっている店が多いのですが、無論やっている店もあります。手ぶれしちゃいましたが、なかなか幻想的な光景でした。



トラムにでたらめに乗って、ブダペスト見物をします。ブダ側からドナウ川をはさんで国会議事堂を見ます。ライトアップされてきれいです。



リスト広場近くのレストランが固まってい地区のとあるイタリアンレストランでNと落ち合いました。ブダペストの最後の食事です。
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ブダペスト紀行(2006-2007)(22)

2008-09-08 23:12:54 | 旅(欧州―英国・アイルランド以外)


さらに市民公園を散策します。これは農業博物館という建物です。大きい建物でした。



落ち葉が、なかなかいい雰囲気だと思います。



再び英雄広場に戻りました。特に目的もなく、街の中心部に向かいます。



エリザベート通り近辺のトラムの停留所で、こんなカップルがいました。絵になる光景だったので、勝手に写真を撮らせてもらいました。彼と彼女の幸せを祈ります。
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ブダペスト紀行(2006-2007)(21)

2008-09-07 08:40:47 | 旅(欧州―英国・アイルランド以外)


英雄広場から、市民公園に入ります。ここは、ブダペスト市民の憩いの場みたいです。



この日は気温が低くて、池からガスがでていました。これはこれで、趣のある光景ですけどね。



知っている方も多いでしょうけど、ブダペストは温泉でも知られた街です。この建物が、有名なセーチェニ温泉です。たまに、温泉に入りながらチェスを楽しむ人たちの映像が紹介されます。それは、ここの温泉で撮影されることが多いみたいです。

友人Nは、この温泉に入るということですが、ひどく込んでいたのと、もうすこし一人でブダペストの街を散策したかったので、私は彼と別れました。私も友達甲斐のない男です。全裸の混浴温泉なら入ったかも。この温泉は、水着着用です。



市民公園を歩きます。



いかにも欧州といった感じの建物です。
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