ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

坂本哲志議員の頭の悪さを笑う

2009-01-07 00:02:30 | 社会時評
尊敬するブロガーの一人である村野瀬玲奈さん記事を読んでいて、おもいっきり笑ってしまったのでこの記事を書きます。

1月5日の総務省の仕事始めの際、総務政務次官の坂本哲志議員が、

>東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に集まった失業者らについて「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まってきているのかという気もした」と発言した。

坂本氏は派遣村での様子について「学生紛争の時の戦略のようなものが垣間見える」とも述べた。


発言したというのです

この不景気で、自民党ですら雇用対策に頭を痛め、はたまた次の総選挙では与党側に非常に厳しい結果が予想されている現状で、こんな発言をする坂本議員という男の驚くべき馬鹿さとKYぶりは爆笑ものです。

が、これはしょせん私が恵まれた立場だから「爆笑」ですむわけです。私が明日の生活にも困っている立場だったら、本気で腹を立てたことでしょう。

それにしても、村野瀬さんも指摘されているとおり、坂本議員の人間蔑視ぶり、まともな意味で主権者と対応できないところは、ほんと古臭い政治家・自民党マインドそのものです。

さて、この坂本議員のアホな発言自体は、村野瀬さんのブログでなくても私も知っていましたが、私が呆れたのは、その記事にある坂本議員のマニフェストです。

>雇用の充実
最近は派遣社員が増えています。企業の生き残りを考えるといつでも首を切れる社員が一番便利です。しかし、将来の生活設計を立てられるような雇用の安定が必要です。そのことが仕事への誇りや愛社精神を生み出し、ひいては優れた技術に結びつくはずです。派遣労働者の社会保障の充実、一方で企業の社員に対する責任が求められます。
これまでの日本企業の良さをもう一度認識する必要があります

・・・笑(うそつき)。

しかし読んでいて、私には何の関係もない文章ですが、なんか恥ずかしくなりました。

一応断っておくと、坂本議員という人物は、世襲代議士でもないし、地方新聞の記者を長く勤め、さらに熊本県会議員もつとめ、また例の郵政選挙の際には落選もしたり(このとき当選したのが自殺した松岡利勝です。彼の死亡により、補欠選挙で当選して代議士に復活したわけです)と、けっして苦労をしていない人間ではありません。安倍某とか赤城某などのような世間知らずのお坊ちゃんでなく、地方の実情などや貧しいものの苦しみなども、それなりには理解する環境にあった人です。そんな人物がこのざまじゃねえ。ほんと、自民党もどうしようもない人間を飼っているものです。
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