ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

私に「保証人になってくれ」と頼む人間の保証人にはなりたくない

2013-12-12 00:00:00 | Weblog

映画「アニー・ホール」だったかで、グルーチョ・マルクス(グラウチョのほうが発音は正しい。「セサミ・ストリート」に出てくるオスカーの「グラウチ」と同じ)の言ったというセリフで、「おれをメンバーにするクラブには入りたくない」というのがありました。この出典は知りませんが、でも確かにそういうことはありますよね。自分みたいな人間をメンバーにするクラブなんかろくなクラブなわけがない、ということでしょう。

しかしそういう類のことを考えると、いろいろ当てはまりますね。それで私が考えたのが、この記事のタイトルです。すなわち、

>私に「保証人になってくれ」と頼む人間の保証人にはなりたくない

です。Bill McCrearyに借金の保証人になってくれなんて頼む人間は、よほど(ありとあらゆることに)困っている人間でしょうから、そんな人間の保証人なんか引き受けられるわけがありません。

そもそも借金の保証人(借金の保証人は、自動的に連帯保証人です)なんてはじめからなるべきではありませんが、ましてや私のような人間に保証人を頼むような危険な人間とはつきあえません。当たり前な話です。

幸い(あるいは当然にも)私はいまだかつて他人から保証人になってくれと頼まれたことはありません。だからいまだかつて保証人になったために損害を受けたことはありませんが、これは死ぬまでそうありたいですね。たぶん世間で人を見る目のある人は、私にはそんなことを頼まないでしょうから、やはり私が保証人になることは絶対なさそうです。よかった、私そういう性格で。

そもそも「迷惑はかけない」なんていわれるときはだいたい迷惑を受けるし、「形式的なものだから」といわれたときは形式ではすまないし、「名前を貸すだけだから」なんていわれても名前を貸しただけでは話が終わらないのです。それが世の中です。

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4 コメント

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なんといいますか (inti-sol)
2013-12-12 00:37:30
転落する人、最初から転落している人いろいろ見ていますと、借金の連帯保証人だけは、絶対になっちゃダメって思います。最初から自分がその借金を返すつもりで、はなから本来の債務者なんか存在しない、くらいの覚悟ならいいでしょうが、それならむしろ借金の保証人などより自分がお金を出した方がマシってものです。(その方が、渡しっきりで負債が膨らむことがない)
アパートの保証人とかは難しいところですね。自分の子どもなら、なりますけど。
就職の保証人というのもよく聞きますが、私は就職したとき、保証人を求められたかどうか記憶がありません。今の職も、前に勤めていた会社も。求められたとすれば、親になってもらっただろうと思うのですが、どうだったかなあ。(記憶がないということは、求められなかったのかな)
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>inti-solさん (Bill McCreary)
2013-12-12 19:35:57
>最初から自分がその借金を返すつもりで、はなから本来の債務者なんか存在しない、くらいの覚悟ならいいでしょうが、それならむしろ借金の保証人などより自分がお金を出した方がマシってものです。(その方が、渡しっきりで負債が膨らむことがない)

以前読んだ保証人関係の本で、保証人になるくらいなら、保証人をつけさせて金を貸したほうがいいくらいだ、って書いてあって、それは確かにそうかもなと妙に納得してしまった記憶があります(笑)。

>就職の保証人というのもよく聞きますが、私は就職したとき、保証人を求められたかどうか記憶がありません。今の職も、前に勤めていた会社も。

私は、親戚(母の弟)になってもらいました。父の兄でもよかったのですが、まあなんとなくで。幸いというか、人格が低いのか、私は貸家も就職の保証人にもなったことはありません。
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Unknown (破れかぶれ)
2022-12-07 10:37:21
「ナニワ金融道」(青木雄二)全巻
を「繰り返し熟読すべき」!!
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>破れかぶれさん (Bill McCreary)
2022-12-07 23:01:41
そういうことですね。連帯保証人のこわさなど、いろいろ学ぶことがあります。私が勉強させていただいた本はこちら。

https://www.amazon.co.jp/dp/4079252129

https://www.amazon.co.jp/dp/4796653635/

どちらも古い本で、いまの制度とはそぐわない点もあるかもしれませんが、非常にいい本だと思います。
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