ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

安倍晋三の死からしばらくたって、あらためて「日本の言論の自由なんてしれたものだ」と痛感する

2022-10-31 00:00:00 | 社会時評

過日このような記事を執筆・発表しました。

田中均元外務省アジア大洋州局長が、日朝首脳会談直前に米国高官に会談についての事前通告をしたことを認めた(高世仁とか家族会ほかの面々は、どんだけ馬鹿なのかと思う)

あらためて引用しますと、

日朝首脳会談20年 田中均氏が語る 拉致被害者帰国 交渉決裂寸前で回避 | NHK政治マガジン

>対米極秘ブリーフィング

交渉は再開された。その後は、小泉訪朝を前提にして、どういう外交シナリオを組んでいくかという交渉が進んでいくことになる。

そして、小泉訪朝が事実上固まり、交渉が最終盤を迎えていた2002年8月下旬。田中は、来日していた当時のアメリカ・ブッシュ政権の幹部に対し、東京・虎ノ門のホテルオークラで、北朝鮮との交渉と小泉訪朝の計画について、極秘のブリーフィングを行った。

出席者は、アーミテージ国務副長官、ケリー国務次官補、国家安全保障会議のマイケル・グリーン日本担当部長、ベーカー駐日大使という面々だった。
「日朝平壌宣言のドラフト(草案)も含めて、自分の見通しも含めて、全て話をした。彼らはじっと聞いていました。みんな。物音ひとつせず、じーっと聞いていた。日本がアメリカのブリーフを受けることって、よくあることですよね。それも驚くようなことをブリーフを受けることはある。だけど、その逆っていうのはあんまりないですよ」

「アーミテージがすくっと立ち上がって、『俺に任せろ』と。『自分は今からこの近くのアメリカ大使館に戻って暗号電話でパウエル(国務長官)に直接、話をする』と。『ついては、その次の日、小泉総理大臣からブッシュ大統領に電話をしろ』と言ってくれた」

その翌日、日米電話首脳会談が行われた。田中は、総理大臣官邸の執務室で電話をかける小泉の隣にいた。

「ブッシュが言ったのはね、『小泉、お前が言うことについて、俺が反対するわけがない』って、こう言ったんですよ。総理には、『自分はアメリカの利益を絶対に害さない』ということを言ってもらった」
「同盟国といっても、それぞれ違う利益はあるわけですよ。日本は日本のアジェンダがある。で、拉致っていうのは、日本のアジェンダなんですよね。これは、日本自身が解決しなければいけない問題だ」

田中均氏がこういう証言をしたこと自体も意外ですが(長きにわたって彼は、このような発言を封印していたわけです)、NHKというきわめて国営放送的な色彩の強い公共放送がこのような報道をしたということのほうが、私にとっては意外ですね。bogus-simotukareさんも、

>それにしても「安倍が死に」、NHKがこうした「田中氏に好意的な報道をする」。拉致問題がまともな方向に行くことを期待したいところです。

とお書きになっています。引用は下の記事より。

今日の朝鮮・韓国ニュース(2022年9月9日分)(追記あり)

それで、これは多くの方がたぶん同意していただけるかと思いますが、安倍晋三が山上徹也容疑者に殺されなければ、この報道はなかったんじゃないんですかね。田中氏も取材に応じないかもですが、NHKはまったくこんな報道をする見込みがないでしょう。

あるいはこちらはどうか。外務省の斎木昭隆元事務次官が朝日新聞9月17日の記事で興味深い話をしていますね。有料会員限定記事ですのでよそ様からいただきます。こちらの記事から。

>元政府高官も実名で証言 それでも政府が「黙殺」する拉致被害者2人の「生存情報」
2022年10月13日17時57分

   2人は、政府が北朝鮮からの拉致被害者として認定している神戸市の元ラーメン店員、田中実さん=失踪当時(28)=と、政府が「拉致の可能性が否定できない」としている金田龍光さん=同(26)=。2人が北朝鮮に入国したとの情報を日本政府が北朝鮮から伝えられていた、などと共同通信が2018年に報じていた。22年9月には、北朝鮮との交渉に携わってきた斎木昭隆・元外務事務次官も朝日新聞のインタビューに対して同様の発言をしている。ただ、政府答弁は「今後の対応に支障をきたすおそれがある」として「具体的内容や報道の一つ一つについてお答えすることは差し控えたい」。引き続き「ゼロ回答」を連発する状況が続いている。

としたうえで、斎木氏が

>北朝鮮からの調査報告の中に、そうした情報が入っていたというのは、その通りです。ただ、それ以外に新しい内容がなかったので報告書は受け取りませんでした

と発言しています。簡潔な発言ですが、つまりは、共同通信の報道は正しかったということを認めたわけです。これもねえ、ご当人がすでに外務省を引退している(2016年外務省退官)ということは当然として、やっぱり安倍が死んだからそのような話をしたということじゃないですかね。安倍が現在存命だったとしてこのようなことを斎木氏が新聞の取材で話したか。朝日新聞は、NHKよりは安倍政権に批判的なメディアですが、それにしたって存命だとしたら報道しましたかね。そしてこの外相の答弁はどうしたものか。朝日新聞から引用します。

>元外務次官の拉致被害者「生存情報」証言、林外相は「答弁控える」
田嶋慶彦2022年10月13日 17時00分

 北朝鮮による拉致被害者の田中実さんと知人の金田龍光さんについて、斎木昭隆・元外務事務次官が朝日新聞のインタビューに対し、北朝鮮側から生存情報が提供されたことを認めたことについて、林芳正外相は13日、「今後の対応に支障を来す恐れがあることから、具体的内容や報道の一つひとつに答えることは差し控えたい」と述べた。

 林氏は、衆院外務委員会などの連合審査会で、立憲民主党の徳永久志氏の質問に答えた。

 田中さんは政府が拉致被害者として認定し、金田さんは「拉致の可能性を排除できない」とされている。日朝は2014年、北朝鮮が拉致被害者らの調査を行い、随時通報することを盛り込んだ「ストックホルム合意」を結んだ。

 当時、外務事務次官だった斎木氏は朝日新聞のインタビューに対し、北朝鮮から田中さんや金田さんの生存情報が提供されたと報じられていることについて、「北朝鮮からの調査報告の中に、そうした情報が入っていたというのは、その通りだ。ただ、それ以外に新しい内容がなかったので報告書は受け取らなかった」と証言。インタビューは今年9月17日に朝日新聞デジタルで報じた。

 徳永氏は13日の連合審査会で、「外交の中枢にいた方の証言は非常に重い」とただしたが、林氏は斎木氏の証言への言及は避けた。その上で、ストックホルム合意以降、北朝鮮から報告書は提出されていないなどと説明。拉致被害者としての認定の有無に関わらず、即時帰国、真相究明をめざすと強調した。(田嶋慶彦)

外相が事実無根であるといわない時点で、勝負あったですね。事実上認めたということです。

さて田中氏のほうは、彼を外務省から追い出した人物の1人は安倍晋三であるとすると、当然安倍にいい感情を持っているとは考えにくいものがありますが、斎木氏のほうは、彼が事務次官だったのは2013年から16年であり、まさに安倍政権時です。そして3年という役所の慣例を外れた長い期間事務次官を務めたわけで、つまりは安倍という人は、斎木氏をだいぶ買っていたということでしょう。つまり斎木氏は、安倍に恩義があるということです。で、斎木氏が安倍のことをどう考えているかは当方のような部外者が論じられるようなものではありませんが、このような発言をすれば、それは安倍晋三に対して少なくともプラスにはならないということを認識しないほど頭が悪いということもないでしょう。つまりは、安倍が死んだからこういう話をできるようになったということです。たぶん彼なりに、そのことを公表しないという方針への反発なのでしょう。

そう考えると、日本の言論の自由なんていうのもしれたものだと思いますね。けっきょく安倍晋三という1人の政治家が存命か死んだかで、こういった決定的な言論が封印されたり表に出るようになったのですから。安倍が死んだから封印が解禁されるなんて、これでは日本の民主主義や言論の自由というのもきわめてお粗末としかいいようがないでしょう。

ていうかさ、安倍晋三を絶賛する人たちは、こういう現状をどう考えているのか。安倍のことをやたら高く評価している人たちが、中国や北朝鮮の毛沢東(習近平でも可)や金一族を罵倒しているのは、実に馬鹿らしい光景としか思えませんね。といいますか、正直ここまで愚劣な光景も少ないのではないか。どんだけデタラメでダブスタでいい加減なんだか(呆れ)。

ところで必ずしも暗殺という非合法な話でなくても、ある人物が死んだらいろいろと事態が変化するということは確かにあります。スターリンが死んだり(1953年)、毛沢東が死んだ(1976年)あとは、スターリン批判が起きたり、四人組が逮捕されたわけです。死の直前まで実務をしていたスターリンはまだしも、毛は死の何年か前から体調を崩していて(1972年に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹患していることが判明したとのこと)、75年以降はほぼ寝たきりの状態だったようですが、それでもやはりその死まで権威は絶大でした。スターリンが生きている間では「スターリン批判」なんかされるわけもないし(されたらクーデターでしょう)、毛がよいよいでも存命中の際は、四人組も逮捕には至りませんでした。

強権国家でなくても、イスラエルのイツハク・ラビン首相が暗殺された(1995)のちは、やはりイスラエルとパレスチナの関係もいろいろ変更を余儀なくされています。残念ながら、それは、彼の暗殺が大きな原因の一つであることは間違いないところです。そして似たようなことが、安倍暗殺でも起きたということです。

いわゆる1993年の政権交代時から、日本の国政も本格的な連立時代に突入していますが(それ以前もありましたが)、その後の長期内閣というと、小泉内閣と第二次安倍内閣が双璧ということになりますが、さすがに小泉氏が殺されるよりは安倍が殺される方が、言論の関係では影響が強いですよね。つまりは安倍晋三という人物は、いろいろな言論への圧力を有形無形に行ってきたわけであり、そういったことが彼の突然の死によって、もちろん限定されたものではあるとしてもNHKのようなメディアにいたるまで報道が積極的になったとなると、マスメディアへの批判も必要であることを認めるのはやぶさかでありませんが、ただ個々のマスコミを批判しても、残念ながら限界がありますね。けっきょく日本の社会が、そういった安倍らの圧力へきっちりと異を唱えなかったわけですから。あたりまえですが、安倍だって、あるいはそのたいこもちの産経新聞ほかだって、国民がそんなにうるさいことを言わないと見切っているからめちゃくちゃなことをする(した)わけで、最終的には国民が安倍晋三の暴挙に甘かったということです。私は、右翼や産経新聞や自民党はどんだけ安倍に甘いんだよとさんざん批判しましたし、その批判はもちろん正しいと考えていますが、つまりは最終的な安倍のバックに日本国民がいるわけですからね。さすがに積極的な支持ではないとしても、見て見ぬふりをしてきたことは確かでしょう。安倍のやってきたことは、私も期せずしてかかわってしまった森友から統計不正ほか、本来一発で首相辞任でしょう。

それでけっきょく安倍にさんざんえらそうな顔をさせたあげくに、紆余曲折の結果安倍は旧統一協会の関係で恨みを買って殺害されたわけで、まーったく世の中「塞翁が馬」とはこのことだといえますが、安倍にさんざんでかい顔をさせたことも、この暗殺の一因、要因であると私は考えています。まったく無関係でもないでしょう。それは、私たち日本国民の敗北であるなとあらためて考えさせられます。なんともはやです。


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12 コメント

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Unknown (nordhausen)
2022-10-31 19:58:34
自民党、産経、読売、日本会議界隈では安倍元首相への批判とかは禁忌とされているのでしょうね。自民党にしても、「安倍氏は国賊」と発言した村上議員を1年間の役職停止処分にするくらいですからね。

https://www.asahi.com/articles/ASQBD5GZ8QBDUTFK00K.html

それに、斎木氏の証言を安倍政権が受け入れた上で積極的に北朝鮮と交渉を進めれば、拉致問題も少し進展していたのかもしれませんね。

>最終的には国民が安倍晋三の暴挙に甘かったということです。

自民党以外にも安倍元首相に好意的な政治家が少なからずいますからね。例を挙げれば、野田元首相は彼を絶賛するような追悼演説をしていますし、維新も安倍元首相にかなり好意的ですよね。
返信する
>nordhausenさん (Bill McCreary)
2022-11-03 20:36:25
野田氏の場合、まあ追悼演説であるという部分もあろうかと思いますが、維新は、安倍もきわめて有効的な態度でしたからね。維新としても、安倍の死は、自民党とのパイプが細くなるというあまりうれしい事態ではなかったはず。
返信する
杉田水脈の暴言に呆れる (bogus-simotukare)
2022-12-03 23:13:43
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221130/k10013908211000.html
 杉田水脈総務政務官は、午前の参議院予算委員会で、保育所の問題と共産主義者の組織を結び付けた過去のニュースサイトへの投稿について「事実を確認できなかった」として、撤回する考えを示しました。
 杉田総務政務官は自民党から立候補する前の平成28年、保育所の待機児童問題などに関してインターネットのニュースサイトに、「旧ソ連崩壊後、コミンテルンは息を吹き返しつつある。子どもを家庭から引き離し、保育所などの施設で洗脳教育をするという旧ソ連が共産主義体制の中で取り組み、失敗したモデルを日本で実践しようとしている」などと投稿しました。
 30日の参議院予算委員会で、立憲民主党の塩村文夏氏は、「陰謀論を流しており、撤回して記事を削除すべきだ」とただしました。
 これに対して杉田政務官は、「日本の保育事業とコミンテルンを結び付けて言及したことは事実を確認できず不用意な発言だった。つたない表現によって関係者に不快な思いをさせ大変反省している」と述べ、撤回する考えを示しました。
 また杉田政務官は、平成26年の衆議院内閣委員会で、「女子差別撤廃条約」をめぐって、「女性差別は存在していないと思う」と発言したことについて、「日本には命に関わるひどい女性差別は存在しないという趣旨だ」と釈明しました。
 そのうえで、「当時は別の政党(ボーガス注:次世代の党のこと)に所属していたが、現在は政府の一員として、性別を問わず暮らしやすい社会の実現に尽力したい」と述べました。
 さらに、平成28年に、みずからのブログで、国連の会議に参加した時のことについて「小汚い格好に加えチマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。同じ空気を吸っているだけでも 気分が悪くなる」などと投稿したことについて「人権感覚は大丈夫か」と問われました。
 これに対して、杉田政務官は「まだ国会議員ではなく一般人であり、100人ぐらいの方々が私を取り囲んで罵声を浴びせた。このような感想を持つのはしかたがなかったと思っている」と答弁しました。
(引用終わり)

https://www.sakigake.jp/news/article/20221130CO0158/
 杉田水脈総務政務官がブログに「アイヌの民族衣装のコスプレおばさん」などとアイヌ民族をやゆするような投稿をしていたことについて、アイヌ民族の詩人で古布絵作家・宇梶静江さんは投稿を読み「6年前の文章だとはいえ、過去のこととしてはいけない。民族や文化、生活の営みの違いを無視したものの見方だ」と強く批判。国会議員で総務政務官という立場を踏まえ「絶対に許されるべきではない」と憤った。
(引用終わり)

 これまた貴記事の指摘同様に「安倍生前に何故追及できなかったのか」感が否定できません。
 しかしLGBT差別は知っていましたが「アイヌ差別」「嫌韓国」「コミンテルン陰謀論」まで放言とは無知なので知りませんでした。稲田、片山、高市と比べても杉田は「度外れて気が狂ってる」というべきでしょう。
 さすがに安倍が「稲田防衛相」「片山地方創生相」「高市総務相」でも杉田を大臣にしなかったのもそういうことでしょう(まあ、杉田を議員にするだけでも十分安倍は気違いですが)。
 岸田もよくこんな人間を政務官にしたあげく未だにかばうもんです。
返信する
>bogus-simotukareさん (Bill McCreary)
2022-12-03 23:36:15
ちょうどinti-solさんが彼女について記事を書いていますね。

https://plaza.rakuten.co.jp/intisol/diary/202212030000/

安倍が後ろ盾だったから、さらに発言内容が過激になったのでしょう。そう考えると、安倍も最低ですが、こんなことを国会で追及されるような人物を政府高官にした岸田という男のひどさにもあらためて絶句しますね。
返信する
Unknown (bogus-simotukare)
2023-04-13 21:04:09
山口智美
 共同通信はジャニーズ事務所の性暴力問題について報じ始めたようだが、記者会見があっても日本の全国紙やテレビはジャニーズ事務所に忖度を続けて報道していないようであり、とんでもないな。安倍政権時代の政府の圧力に抵抗をろくにできなかったこともこれでは当然で体質は全く変わってないのが明らか一私企業に忖度しまくりの大メディアでは、東京オリパラのスポンサーに雪崩をうって参加してろくに批判もできなかったのも当然だし、とにかく酷いと思う
(引用終わり)

 山口氏のツイートですが全くその通りで安倍以外にも「メディアタブーが沢山ある」現状には心底呆れます。
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>bogus-simotukareさん (Bill McCreary)
2023-04-14 21:16:07
ジャニーズやジャニー氏の批判もできずに安倍の批判ができるわけもありませんよね。ただNHKが多少なりとも報道をしているのは、けっきょくジャニーズに対してもNHKが上の関係にあるということなのでしょうね。
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東京新聞が沖縄の米軍基地問題や性犯罪、差別を題材としたサスペンスドラマを紹介 (nordhausen)
2023-04-18 21:08:49
https://www.tokyo-np.co.jp/article/235343

安倍元首相や維新だけでなく、沖縄の米軍基地もなかなか本土のメディアでは批判がなされていませんよね。上記の記事のドラマも民放の地上波ではなくWOWOWでの放送ですからね。
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>nordhausenさん (Bill McCreary)
2023-04-18 22:00:23
米軍基地問題も日本のタブーでしょうね。テレビなどでは、ドキュメンタリーもドラマも、なかなか政策が難しいと思います。
返信する
犯罪被害者家族への批判がなかなか行われていないのも、メディアタブーの一つだと思う (nordhausen)
2023-04-25 20:40:12
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230423/k10014046541000.html

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230419/k10014043241000.html

https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/shougen/shougen61-2/

上記の記事は亀岡暴走運転死傷事件(2012年)および池袋暴走運転死傷事件(2019年)について取り上げていますが、いずれも遺族が厳罰論を唱えそれをマスコミが無批判に垂れ流していましたからね。それに、前者はまだしも後者の事件においては今なお遺族が「悲劇のヒーロー」のように扱われている感がありますね。まあ、どちらも子どもが事件の犠牲になってしまったこともあり、大々的な報道になってしまったという側面がありますからね。拉致問題においても、救う会や家族会に対する批判がなかなか行われていませんからね。
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>nordhausenさん (Bill McCreary)
2023-04-29 00:53:43
これもなかなか道流しですね。批判するのは、やはり差しさわりが大きすぎるのでしょうね。
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