ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

現在の旅の三種の神器は、財布とスマートフォンと(海外の場合)パスポート?

2023-12-08 00:00:00 | 旅(海外旅行一般 あるいは上以外の国々 旅行全般)

昨今、これがないと旅ができないというものを考えると、財布(現金・クレジットカード・交通ICカード・プリペイドカードほかいろいろ)と、あと海外旅行の場合とうぜんパスポートがなければ話が先に進まないとして、あとは、スマートフォンがきわめて大きなポイントになりますね。以前京都で市バスに乗っていたら、大学生あるいは社会人になったばかりと思われるカップルが、こんな会話をしていました。昨年初冬ですかね。

カップルの男性「スマートフォンがないと旅できないね」

カップルの女性「そうよねえ」

それを聞いて私「悪いな、私昔はスマートフォンなんか使わなかったぞ」なんてくだらんことを考えてしまいました。もっとも、私がスマートフォンを使わないで旅をしていた時代と今では、旅のやり方も(当然ながら)ずいぶん変わっています。

旅行に限らずスマートフォンというのは、いまは本当にすごい情報ツールであるし、またいろいろなものに応用できますよね。たとえば私がどこかへ行こうと思ったら、時刻表をサイトなりアプリで調べられる。飛行機の予約もできるし、宿の予約もできる。現地で地図も調べられるし配車サービスも使える。コンパスもあるし、懐中電灯にもなる。カメラにもなっちゃいます。こんな便利ですごいものは、ほかにない。

昔は、旅先でインターネットを利用したければ、それこそネットカフェに行くか、あるいは宿にあるネットにつながっているPCを使うというくらいのやり方だったかと思いますが、現在は、誰でも日常的にミニコンピュータを持っているわけです。私たちにとってはもはやそれは日常的なものでしかありませんが、あらためて考えると、ほんとすごい時代になったかと思います。

昔の私は、「私は携帯電話を持たないのだ」なんてほざいて自慢をしていましたが、私が携帯を持っていなかった時代は、そういうことを言えた最後の時代だったのでしょう。現在は、そんなことは冗談でも言えない時代になりました。そういえば私がiPhone4S を購入したのが、2012年であり、もう10年を超えてしまっています。

金銭に関しても、現金やクレジットカードといった昔ながらのものから、さまざまな交通ICカードや支払い用のアプリ、なんらかのプリペイドカードのたぐいなど、いろいろな決済手段が増えてきました。反面、トラヴェラーズチェックなどのように、その決済手段としての役割を終えたものもあります。あれはあれで、けっこういいものだったんですけどね。それを使ったことのある旅行者も、古株の旅行者になったということなのでしょう。

パスポートというと、日本人のパスポート保有率は高くありません。こちらの記事を。

日本人のパスポート保有率17%に低下 22年発行数は3年ぶりプラス 女性・若年層がけん引
2023.03.13 00:00

 外務省の旅券統計によると、22年に国内で発行された一般旅券数は前年比137.1%増の121万8692冊となった。19年までの5年連続プラスから、コロナ禍の影響で20年は71.7%減の123万4928冊、21年は58.4%減の51万3943冊と大幅に減少した後、3年ぶりに増加に転じた。渡航制限が徐々に緩和されるのに伴い、月別の発行数は9月以降、右肩上がりで推移した。

 しかし、保有率を示す有効旅券数は2091万5143冊で、日本人人口に占める割合は17.1%。もともと低水準だったところ、19年の23.8 % から、20年21.8%、21年19.2%と減少し、ついに2割を割り込んだ。

 22年の発行数を性別に見ると、女性が142.7%増の62万1454冊で、男性の131.6%増・59万7238冊を伸び率・実数とも上回った。冊数の男女比は49.0%対51.0%で、それほど大きな差はない。ただし若年層では女性の取得割合が高く、特に20代は女性が58.9%と6割近くを占めた。

 年代別で最も伸びたのは20代で208.4%増、次いで19歳以下の184.9%増、30代の135.0%増と、若年層の大幅な取得増加が目立つ。シニア層も増えてはいるものの、感染拡大の影響が残るなか、若年層に比べて海外渡航にまだ慎重な様子もうかがえる。

 増加冊数で見ると、トップは20代女性で10万6447冊、次いで19歳以下女性の8万9717冊、19歳以下男性の7万5304冊、20代男性の7万1689冊と続き、若年層と女性層が目立つ。

 都道府県別ではいずれも2倍以上の伸びで、トップの佐賀は3倍(202.4%増)。次いで福井(193.1%増)、山梨(191.2%増)、和歌山(171.9%増)、岐阜(167.5%増)の順。冊数トップの東京は127.6%増だった。

私のパスポートは、2024年の7月まで有効なので、私はこの17%の中に入っていますが、ただ昨今の状況では、コロナ禍でもしパスポートが期限切れとなっていたら、出国のめどが立たないのでたぶん継続しなかったと思います。どうでもいい話ですが、私は10年もののパスポートは持っていなくて5年で切り替えています。来年更新したら、2029年までのパスポートになるかと思います。この件は前にも記事にしました。最後が4年と9年の年に更新しています。

パスポートを更新して気づいたこと

パスポートを更新した(1994年から5回目の更新)

今年は夏に韓国、年末年始に東南アジアに行くという予定しかないので、もう現在のパスポートを使用する機会はそんなにありません。2014年~19年に利用した先代のものは増補までしましたが、パスポートのスタンプも簡略化する一方ですので、今後のパスポート増補はないでしょう。

というわけで今後もこれら3種の神器を活用して旅行をしていき記事を書いていきますので乞うご期待。


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