HPより。
>約1年の間、傑作映画を選りすぐって劇場で上映する「午前十時の映画祭」。
2010年2月にスタートした本映画祭は、お客様に熱いご支持をいただき
現在9年目を実施中です。その間、映画館を取り巻く環境も大きく変化してきました。
そこで「午前十時の映画祭」は、来年4月に開幕する記念すべき第10回目をもって
一区切りとし、いったん終了させていただくことになりました。
ぜひ、最後の1年間も、心ゆくまでお楽しみいただければと思います。
「午前十時の映画祭10」で見たい作品を教えてください
これまで「午前十時の映画祭」で上映した映画と、上映していない映画の中から、
それぞれ見たい作品を教えてください。作品選定の参考にさせていただきます。
公式サイトのアンケートにぜひご参加ください。
お一人様1回限り。10月21日(日)締切
これ読んだとき、あ、ついにその時が来たかなと思いました。いや、私はもちろん、内部情報なんか知りませんけど、昨今、やや維持が厳しいかなという気もしないではなかったので。正直「意外」という気はしませんでした。
実は私、この企画で上映された映画は、現段階すべてパーフェクトに観ています。我ながらよく観たなと思います。で、たぶんですが、この企画で上映されなかったら、一生観なかったろうなと思う映画も、ここでは具体的な題名は書きませんが、やはりあります。それらの映画が、観て面白かったかというと必ずしもそうでもない場合も多いのですが、しかし新たな発見があったのも確かです。その一例を、下の記事で書きました。
「戦場にかける橋」を見て感じた他人からすればどうでもいい話
やはり食わず嫌いはいかんねと思います。もっとも人間に、食わず嫌いはやめろと要求してもなかなか難しいでしょうが。
この企画は料金は安いし(1,000円→のちに1,100円。かつては、私は大学院生だったので、学生料金の500円で観られました)、意外な映画を観られるし、そういう意味ではとても貴重だったと思います。そうなると、今年度の残りと、来年度もやっぱりパーフェクトに観なければいけませんね。読者の皆様も、ぜひどうぞ。
2020年3月20日追記:タイトルにも書いたように21年4月から再開するそうです。記事を。
>「午前十時の映画祭」の再開が決定いたしました!(2020/03/20)
特に素晴らしい傑作娯楽映画を選び、全国の映画館で1年間にわたって連続上映する「午前十時の映画祭」。
2020年3月26日をもって一旦は10年の歴史に幕を閉じることになりましたが、この度、ファンの皆様からの閉幕を惜しむ声や熱い思いに後押しされ、2021年4月2日(金)~「午前十時の映画祭11」として再開することが決定いたしました。
上映劇場や作品などの詳細は、今後、映画祭公式サイトで随時発表させていただきます。
どうぞお楽しみにお待ちください。
再開するのであれば、思い切った作品選定をしてもらいたいものです。期待しています。
もっと言えば、映画鑑賞が繁華街歓楽の定番という状況ではなくなってから数十年、映画はごく特定の作品しかヒットしなくなっていますし、同時に、かつての名作リバイバル上映というものもなくなってしまっていますから、また、何らかの形でこういう上映の企画、機会を期待したいですね。
個人的には鑑賞者として企画に貢献することはあまりできませんでしたが、前世紀映画で育った一ファンとしては、こういう情熱を持った人たちによる企画は引き継がれていって行ってほしいものです。
「1987、ある闘いの真実」に限らず、韓国映画も見逃していますので。
前者の都内での上映は新宿シネマート一択になるのが「なんだかなあ」という感じです。
先日お話した「教誨師」は昨日見に行くことができました。
また見に行かれればいいのですが、それが叶わなくてもソフト化を待つことにします。
はじめはフィルムを日本中回していましたが、デジタル上映になったのでだいぶ運営は楽になったでしょうからね。
>前世紀映画で育った一ファンとしては、こういう情熱を持った人たちによる企画は引き継がれていって行ってほしいものです。
そういうことですね。そしてまたその期待はかなうのではないかと勝手に考えています(笑)。
これは面白そうですよね。韓国も、社会派でもいい映画を製作しています。
>先日お話した「教誨師」は昨日見に行くことができました。
面白かったですか?
見に行くことができて良かったです。
死刑囚が画一的でなく、死刑判決に至った経緯や自分の行いにどれだけ向き合っているかも丁寧に描かれていました。
大杉蓮が演じる教誨師の過去が(映画館かソフトが出たときに見ていただければ幸いです)、辛いものだったことも申し上げます。
最後の方で死刑執行がされる場面は胸が潰れそうになりました。