ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

質問をされやすい男

2010-08-03 07:50:11 | Weblog
すいません、違う記事をアップしていたのですが、書き直したくなったので新たな記事を書きます。

どういうわけか私、いろんなところで道を聞かれます。ニューヨーク、ハーグ、ロンドン、パリその他。

なんで上に書いたような街でアジア人の私に道を聞くのか見当もつきませんが、たぶん私っていかにも道に詳しそうでしかも質問に答えてくれそうなんでしょうね。で、私もときと場合によっては答えてあげています(笑)。

これが日本やソウルとかになると、実にひんぱんに道をきかれます。遠くからきたタクシーの運転手さんがいきなり私の近くに車をとめて、「××はどこ?」って聞いてきたり、遠くから来たらしいドライバーの女性がいきなり車を止めて道を聞いたりしてきます。大阪、名古屋、広島なんかでも道を聞かれます。たぶん平均的な日本人よりはずいぶん道を聞かれているはず。

最近はそうでもないですが、ソウルでも実によく道を聞かれます。私が「イルボンサラム」とか言うと、「ああ!」とか大声を上げられたこともあります。私って地元の人間に見られているのかな。それは悪いことではありません。

そして写真もしょっちゅう撮ってくれと頼まれます。ヴェルサイユ宮殿とかいろんなところで写真(カップルが多かったな)の写真を撮ってあげました。うまく撮れていたかな。

しかし、先日には、何でこんなこと私に聞いてくるのか見当もつかないことを質問されました。

私が旅先のホテルのビジネスコーナーでネットをいじっていたら黒人の女性(あるいはスパニッシュの血も入っていたかも)が私に声をかけてきました。

彼女は、カードキーの紙のジャケットの部屋番号を私に示してたずねてきました。

女性「この部屋は何階かしら? 11階?」

みると部屋番号が「11××」でしたから、たぶん11階の部屋なんでしょう。でもねえ、そんなこと私に何で質問する?

しょうがないので私は、

私「I think so.」

と答えました。今にしてみればスタッフに聞いてくれと答えたほうが良かったかな。

女性は私の答えを聞いて安心したのでしょうか、エレベーターに向かっていきました。

彼女が私をホテルのスタッフと勘違いしたとも考えにくいし、たまたま目に付いただけなのかもしれませんが、うーん、私ってよっぽど質問されやすい人間なのかなと考えました。

さすがにホテルでこんな質問をされることは今後の人生の中でもあんまりないでしょうが、質問されやすい運命の元に私は生まれたのだなと最近は考えています。最近は、都内で道に迷っているらしい白人(の女性)を見かけたら分かる範囲で道を教えてやることにしました。もう自分の運命を逆に活用しちゃおうと考えたわけです。

質問されやすいってことは、そんなに悪い人間じゃないって思われているんでしょうね。それはよかったというものなのでしょう。でもこのブログを読んだら私に質問しようとは思わないかも。
コメント
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