拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ネジとの戦いは続く

2024-08-04 09:20:56 | 日記

現住所近くの花火の次は、奥地の家のドアクローザーの続報である。ドアからはずそうと新兵器(なめた(ネジ山の潰れた)ネジを回せるドライバー)を用いて試みたところ、4個あるネジのうち3個はとれたが1個だけどうしてもとれなかったので、やむなく当初の状態に戻したこと、問題の1個は少し浮かんでるので専用ペンチでつかめば回るのではないかと期待しているところまでは書いた。というわけで、今回は、新兵器第2号=「なめたネジでも回せるペンチ」を持参して、再戦に挑んだ。その結果、件のネジはかなり回ってあと少しのところまでいったのだが、

その「あと少し」のところに魔界があるらしく、そこから先はぴくともしない。ことを面倒にしてるのは、ネジのすぐ脇がでっぱりになっていること(言ってみれば、でっぱりが上野台地で、ネジが台地下の上野駅である)。このでっぱりが邪魔になって、ペンチをクルクル回すことができず、クルとやったらいったん離してまたつかむ、を繰り返さなければならないことである。既に格闘時間は1時間を超え、全身サウナに入ったように汗だくになり、指も痛くなってきたが、結局魔界を超えることはできず、ネジは完全になめたから元に戻すこともできず、現在、ネジ一本で宙づり状態である。こんなことなら、はずそうなどとしなければよかったという気もしないでもないが、後悔後に立たない……ん?後悔は後からするから「後に立つ」は正しい。じゃなくて、後悔先に立たず、である。とにかく、疲れたので、しばらく休戦である。

現在は、休戦後の作戦を練っているところ。思えば、新兵器第2号(専用ペンチ)をホームセンターに買いに行ったとき、売り場には名高い「ネジザウルス」のほかに、価格がその半分ほどの似たようなペンチがあり、いつものクセ(安いモノに飛びつく)が出た私はその安い方を買ったのだが、それがいけなかったのかもしれない。しかも、ネジザウルスには、狭い所用に先が細くなったモノもあった。アレなら「上野台地下の狭い線路」でももう少しクルクル回せたかもしれない。よし、アレを購入して「新兵器第2の2号」と名付けて、それをひっさげて再々戦に挑もう!あと、油(クレ5-56等)を挿すとよいと聞いていたのを失念していた。クレ5-56は家にある。これを持って行くことも忘れないようにしよう。

かりに、それでも抜けなかったら、まだ次の手がある。電気ドリルに特殊な刃をつけてネジの中に新たにネジ穴を作る方法である(動画で見た)。それが未来の「新兵器第3号」である。かなり出費が嵩むが、業者に頼むよりはまだ安い。それがダメなときに、初めて業者である。

だが、そもそも抜く必要があるか?という根本的な疑問も脳裏にある。ネジ一本でぶら下がってる様が喉元に刺さった魚の骨のように感じられるのであるが、そのままでももはや実害はない(ビニールで回りを覆ってるから油が垂れても床は汚れない)。万が一、ネジがはずれて落下したとき下に愛人がいたら危険と言っても、落下するほどネジがゆるければこんなに苦労しない。あるいは、「危険、近寄るな」との垂れ幕を張っておけば愛人が怪我をすることもないだろう(そもそも愛人の存在が怪しい)。

 



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