暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

「七事式の会」のお仲間を募集しています

2015年03月12日 | 七事式&いちねん会

今日は東大寺二月堂修二会のお水取りの日ですね。
3月12日の深夜(13日の午前1時半頃)に「お水取り」といって、若狭井から「お香水」を汲み上げ、
観音さまにお供えする儀式が行われます。
「お香水」の一部は参籠者の手へ有難くも頂戴したような・・・。

先日、ハワイ在住のSさまから素敵な写真がメールで送られてきました。
菓子銘はありませんでしたが、「のりこぼし」です。
今日にもメールで作り方を教えていただきたい・・・と思っているところです。

                
                  「のりこぼし」(紙製) by Sさま 

・・・すみません 間違えました。
上記のは紙製だそうで、下のがこなしの「のりこぼし」だそうです。

                
                  「のりこぼし」(こなし) by Sさま

「七事式の会」のお仲間を募集しています
                
京都で暮らしながら、それなりにお茶を頑張っていたつもりですが、
「七事式」は稽古不足を痛感してました。
頭(本)だけではダメでして、実際に身体を動かさないと身体が覚えないのです・・・。
それに皆で気持ちを合わせて行う「七事式」が楽しく、緊張感があり、大好きです。
横浜へ帰って最初にしたいと思ったのは、七事式の勉強会を立ち上げることでした。

会の概要が整いましたので、ご一緒にお稽古する方を若干名募集いたします。
特に資格はありませんが、ご指導をお願いしたN先生は
「七事式を勉強しようという意欲と足腰がしっかりしていることが肝心ですね」
とおっしゃっていました。
私も同様に思っており、あとは楽しく回数を重ねることでしょうか。

・・・茶事ではありませんが、お互いを知る者同士の七事式も深い味わいがありますが、
初めて会うお仲間との七事式もまた新鮮で、新しいご縁を結ぶ喜びがあります。
加えて、ご指導のN先生がとても素晴らしい方なのです。
どうぞ、ふるってご参加ください。

                
                         七事式偈

「七事式の会」の概要をお知らせします。
参加を希望される方、お問い合わせの方はメールをお願いします。

会の名称:七事式の会(仮称)
  (敬愛するN先生にご指導をお願いしています。暁庵もご一緒に5名限定で行います)
募集人数: 2名様
日時:毎月1回、第2または第3金曜日 (初回は5月15日(金)
   10時 ~15時(お昼持参)
場所:暁庵宅 (横浜市旭区)
内容:七事式の研鑽(3科目くらい)
会費:毎月5千円   
期間:5月より1年間(継続は1年後に決めたいと思います)

その他:定員になりましたら、この欄の追伸にてお知らせいたします。
   
                            

追伸) 本日、定員に達しました。(3月15日7時)
    ご検討いただきました皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました!
    当ブログにてお稽古、茶会、茶事、ボランティアなどの参加募集をするかもしれませんが、
    引き続き、どうぞ宜しくお願いします。 またの素敵なご縁がありますように・・・。

                              

長屋門公園ひな祭り茶会―2015年3月1日

2015年03月10日 | 茶事
                  梅と椿が満開です・・・散歩道にて

ただいま! ブログを再開いたします

陽光が日ごとに眩しく、まさに万物が生きる歓びを謳い上げています。
引っ越し以来、ベランダで太陽の光を心ゆくまで浴び、
お日様の匂いをぷんぷんさせた布団で眠る幸せを感じる日々です。
京都では京都の味わいがあり、横浜には別の歓びが待っていました

長年、放置していた我が家の片づけと掃除に思いがけなく苦戦しています。
押入れの物を全部出して、いらないものの整理を始めました。
増え続ける物(家具、本、衣類)にいつか居場所を奪われ、
特に茶道具に家人の抗議が集中、茶道具の置き場を確保するためでもあります。
この機会を逃しては・・・と、「楽しさを感じる片づけ方」を思い出しながら
一日一か所のペースで頑張っています。
片づけはまだ継続中ですが、お知らせもあり、ブログを再開します。
また、どうぞご愛読くださいませ。

          

          

3月1日(日)に横浜市長屋門公園・ひな祭り茶会をしました。
ひな祭り茶会は2011年3月11日の東日本大震災の直後も開催し
京都へ家うつりする直前の2012年3月3日まで
茶友たちのご協力のもと毎年開催していました。
でも、長屋門公園の清水靖枝さんから
「私が京都に滞在していた間、ひな祭り茶会をしなかった・・」と伺い、
「またひな祭り茶会をしましょう!」
気軽にお茶を楽しむ良い機会と思い、ボランティア活動を申し出たのでした。
今回も、Akatuki庵さん(暁庵と同名の)、Hさん、Oさんにお手伝い頂き、本当に助かりました。

           
           
             600体の雛人形と華麗な吊るし雛・・・どちらも増えているみたい

あいにくの雨でしたが、遠くからもお客様が駆けつけてくださって、嬉しいやら・・・
有難いやら・・・もう感激!でした。
お点前、半東、水屋を適当に交代して、2時間があっという間です。
お客様は11名と少なかったのですが、囲炉裏を囲んで、逆勝手や鶯点のお点前を見てもらい、
主菓子(菓子銘「内裏さま」)と薄茶(茶銘「松柏」)を味わっていただきました。
お客様ともゆっくりお話ができ、濃密なお茶会だった気がします。

           

「楽しい茶会でした。また、来年も伺いたいです」

「ご馳走さまでした。うぐいす点てというお点前があるのを初めて知りました。
 また茶会を続けて頂けるのを楽しみにしております」

「楽しいひと時でした。鶯点を拝見したのは二回目です。
 落ち着いたら、今度はぜひ鶯点のお勉強会をお願いいたします。
 またお目に掛かれるのを楽しみに致しております」

「お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。
 素晴らしい演出とおもてなしで、久しぶりのお茶を心ゆくまで楽しませていただきました」
とお客様。

                      

その言葉にスタッフ一同、疲れも吹っ飛び、「またやりましょう・・」と元気が出ました。
片づけの後、レストランでおしゃべりタイム、こちらも楽しかったです。
いつもありがとう! これからもどうぞ宜しく・・・ね。