(七夕のお軸を床に掛けました)
「七夕のブログを書きたいなあ~」「朝茶事のご案内の手紙を・・・」と思いながら落ち着かず、躊躇するうちに日が過ぎていきました。
1つは、コロナウイルスの感染者が東京近辺(我が神奈川県でも)で増加傾向にあるためです。
緊急事態宣言が解除され、強制自粛からwith コロナウイルスの方向へ舵が取られたので当然のことかな・・・と思いながら、経過を注視しています。
それにアメリカ、ブラジル、スウェーデン、トルコなど感染者が急増しているニュースも気掛かりです(テレビの「オスマントルコ」を見ているので、急に親トルコ派になりました)。
もう1つは、九州豪雨の被害の甚大さに息を呑む思いで委縮しています。何日も降り続く雨・・・横浜でも降り続いていますが、降雨量がまるで違います。たった1週間で年間平均降雨量(1600ミリ)の半分に達したとか。
自然の猛威の凄さに圧倒され、「命を大事に早めに避難して!」と心の中で叫んでいました。
(七夕飾りをして、みんなで願い事を吊るしました・・・)
気を取り直して朝茶事のご案内の手紙を投函し、11日から自主稽古を再開しました。案内状を書くと、茶事のスイッチがパチンと入るのが不思議・・・。
寝坊助なので早起きをして体を慣らしておこうと、5時半に目覚ましをかけました(当日は4時前に起床の予定ですが・・・)。
起きたのは6時10分前、6時席入りなのでお客さまが到着する時刻です。
前日に朝茶事で使う茶道具を用意してあったので助かりました。
あわてて下火を熾し、湯を沸かし、初炭を稽古します。3回目なので途中で迷うこともなく、炭斗と香合も決まり、立礼にも身体が慣れてきてスムースに出来て一安心。
強いて言えば、朝茶事の初炭は風炉中拝見の後、薬缶を持ち出して釜に水を足し、濡れ茶巾で釜を清めます。後座の濃茶と薄茶で陶器の片口を使うので初炭も片口に統一した方がスマートかしら?・・・まだ決めていません。
懐石の時間になり、一休みしてゆっくり朝食を食べました。
(凌霄花(ノウゼンカズラ)が真っ盛りです)
後入りの時間に合わせて、濃茶点前を始めます。各服点なので目分量で一人分(約4g)を茶杓で掬えること・・・がポイントでしょうか。
主茶碗で練ってツレに飲んでもらいました。
「濃茶だけれど飲んでくれますか? お菓子(青梅)もどうぞ」(・・・いつも薄茶ばかりです)
「これが濃茶? 濃茶って甘いんだね」(どうやら、美味しかったみたいでホッとします・・・)
続いて薄茶点前の稽古をし、薄茶も各服点なので次客様まで亭主が点て、三客様とお詰様は半東が水屋で点てて持ち出すことにしました。
これで茶事次第や半東との役割分担を確認できたので、あとは立礼の所作の稽古と懐石準備でしょうか。
・・・朝茶事にお客さまをお迎えする日がワクワクと待ち遠しくなってきました。