スウェーデン在住のOさんから写真添付のメールが続々と届きました。
写真からOさんのこの茶事にかける意気込みや、お客様さまの茶名拝受をお祝いする温かな気持ちが伝わってきます。
それにお客さま(男性も女性も)の着物姿がチャーミングで、スウェーデンの皆さまのお茶に対する並々ならぬお心を感じました。
私も今できることを楽しみながら茶の道を歩き続けたい・・・という勇気をたくさん頂きました。
Oさん、ありがとうございます!
どうぞ素晴らしい茶友の皆さまによろしくお伝えください。
Oさんからのメール(第2弾です)
最初の日は二人の欠席で、半東さんもお客に入っていただきました。
2回目は写真を撮るのを忘れてしまいました。2人の日本女性(Yさん含む)と2人の男性(スウェーデン人とイタリア人)ですが、半東さんが病気で欠席されたので大忙しでした・・・。
3回目は5人のお客様全員がいらっしゃいました。正客の息子さんは今もお稽古してるそうです。
最後の日(4回目)は3人のスウェーデン人の方、1人の日本人女性でお客さまは4人、それから半東です。
(茶入、茶杓、仕覆の拝見中です)
お道具は先生に8年前にいただいた濃茶の楽茶碗を使いました。桜の季節にぴったり🌸。
茶名拝受のお祝いに頂いたつぼつぼ蒔絵の棗も使わせていただきました。
もう一個の茶碗は藤井恵美さんの白楽茶碗です。
濃茶は日本では今でもほとんど各服ですよね。私はお客様のご希望を聞きながらやりました。 薄茶も同じように。
薄茶の茶碗は京焼で仁清金霞片輪車、もう一つの茶碗は趣味で陶芸をしている娘keiko作です。
主菓子は自作の桜もちで、葉っぱは去年マンションの中庭で取ったものを冷凍していました。 写真を見ていただけるとお判りと思いますが お料理はチラシ寿司にしました。
(Oさん自製の桜もち)
初めての事、そしてハプニングもたくさんありましたが、先生のアドバイスはじめ、皆様の温かいサポ-トのおかげで茶事が出来たことに感謝しています。
先生が茶名の申請をしてくださったお陰で宗芳の茶名を拝受でき、ホーカンも天国できっと喜んでくれてるだろうと思います。(暁庵も優しかったホーカンさんのことを思い出しています・・・)
ホーカンの芳を取るなんて・・・私には思い浮かびもしないアイデアを先生が出してくださり、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
前に書いたように先生に送っていただいた軸が間に合わなくて残念でした。この軸を使っての茶事を計画します。
茶友が「いい理由が出来たから次回を期待しているよ」と言っています。
(次の茶事の予告かしら? 応援しています!)
これからもご指導宜しくお願いいたします。 Oより
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