暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

充電中です・・・篠田桃紅さんの本

2018年09月27日 | 暮らし



秋雨前線が停滞し、関東では天候不順のこの頃です。
ブログ「暁庵の茶事クロスロード」の読者の皆さま、お変わりありませんか?

9月に入り、台風21号さらに北海道地震と天地を揺るがす出来事が続き、被災された方は如何ばかりにお過ごでしょうか。
心配するだけで何もできない自分がもどかしい思いですが、心からお見舞い申し上げます。

9月9日のKさんの「重九(ちょうく)の茶事」が無事に終わり、その様子も書き留めておきたいと思いながら、あわただしく過ごしております。
「初めての亭主のお茶事、どうなったのかしら?」と心配してくださっている方もいらっしゃると思いますが、もうしばらくお待ちください。
(やっとブログにアップしましたので宜しかったらご覧ください)

「重九の茶事」のあと、いろいろ続き、猛暑の疲れが出て来たようで、体力・気力ともにだいぶ低下しておりました。
そんなときは、何もしないことが一番なのですが・・・。

15日(日)と16日(月)と連休でしたので、お茶から離れて何もしないことを心がけました。
一日はグダグダごろごろと寝ながらテレビで過ごしました。
その合間に手にとったのが、積んでおいたままになっていた書籍です。

気の向くままに並べると
○ 今一番のお気に入りの本かもしれません。
103歳の篠田桃紅さんのスカッと吹っ切れたような人生観や死生観に惹きつけられ、次々と関連の書を購入しました。
お勧めはこちら「103歳になってわかったこと-人生は一人でも面白い」です。

  

  


○ 散歩の途中で野の花や野草をたくさん摘んで、ワイルドに生けるのが好きです。
 野の花は名前がわからないものが多いので、時々本を開いて名前を調べたり、野の花や茶花を素敵に生けている写真やグラビアを見て刺激をもらっています。

  


    久しぶりに割れ壷に野の花を入れてみました

○ 珍しく積読だったお茶関連の本を読みだしたら、けっこう面白かったのがこちら「女性と茶の湯のものがたり」。
茶の湯を愛した女性たちの知られざる「ものがたり」のいくつかにぐいっと心を掴まれました。
詳しくご紹介したいところですが、大昔、夏休みの宿題で読書感想文を無理やり書かせられたせいで、本の感想を書くのが苦手です。
・・・でも、触発されて読んでくださると嬉しいかな?

  


○ 今日(27日)、本を整理して半分くらいは捨てよう!と、勇んで書斎へ入りました。
書斎とは名ばかりで茶道具置き場と化しています。
捨てる本を物色していたら、読みたくなった本ばかり目に留まり、数冊を手にしてすごすご引き上げました。
・・・それで今、乙女の昔に戻って・・・捨てずに本棚の片隅にあったエミリ・ブロンテ著「嵐が丘」を読み直しています。