暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

展覧会「北欧デザイナー20人による茶道具『SKAL―うつわで乾杯』」へのご案内

2018年09月19日 | 暮らし


「SKAL(スコール)―うつわで乾杯」展覧会のポスター

FIKAを楽しむ北欧デザイナー20人による茶道具 「SKAL(スコール)―うつわで乾杯」展覧会 
10月3日(水)~6日(土)スウェーデン大使館(東京都港区六本木)にて開催、
10月11日(木)~17日(水)京町家「正庵」にて開催


表題のSKAL(スコール)はスウェーデン語で(1)器 (2)乾杯!という2つの意味を持つそうで、
スウェーデンと日本の外交関係樹立150周年の祝杯にぴったりの言葉ですね。

日本の茶の湯の精神に「おもてなし」があるように、スウェーデンでは、友人、家族、職場の中で「FIKA」というお茶の時間が重んじられています。
「FIKA」は他人を思いやり、心を通わせるコミュニケーションの場としてとても大切な時間だそうです。



2017年6月のスウェーデンお茶の旅でお世話になった山本由香さんから次のようなメールが届きました。
関連ブログ① スウェーデンお茶の旅・・・瑞暉亭の茶会 
     ② スウェーデンお茶の旅・・・藤井エミさんとミートボール食事会

暁庵さま
たいへんご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
1年ほど前になりますが、お茶事に伺わせていただいたスウェーデンの山本由香です。
お茶事ではとても貴重な体験をさせていただき感謝しております。
その後いかがお過ごしでしょうか。
日本はさまざまな災害に見舞われておりますが、ご被害のないことを願っております。

さて、私どもの東京での展示会の案内をさせていただきたく、メールをさせていただいております。

2018年は、スウェーデンと日本の外交関係樹立150周年という記念すべき年です。
150周年公認イベントとして「SKAL(スコール)―うつわで乾杯」展覧会
東京のスウェーデン大使館にて開催します。
北欧デザイナーがデザインし、京都と波佐見で製作したお茶碗と、美濃和紙の懐紙を展示いたします。
日程は短いのですが、10月3日(水)~10月6日(土)となります。
詳しくは下記のリンクをご覧下さい。
https://www.atpress.ne.jp/news/166137






このイベントではお茶碗、懐紙、扇子というお茶道具の作品作りにこだわり
北欧デザインと日本の産地とのコラボレーションを実現しました。
モダンなお茶道具としてご理解いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。      山本由香より



コラボの茶道具を使い、本展示会に先立ち、9月2日(日)にスウェーデン国立民族博物館(THE MUSEUM OF ETHNOGRAPHY)内にある茶室「瑞輝亭」にて、セミナーと茶会が開かれました
(中央の和服姿のステキな女性が山本由香さん(Swedenstyle(スウェーデンスタイル)の代表))




山本由香さま
メールを大変興味深く、スウェーデンお茶の旅あこがれの茶室・瑞暉亭を懐かしく思い出しながら拝読しました。
北欧デザイナーさんがデザインし、日本の京都や波佐見で作られた茶碗に興味をそそられました。
なるべく3日か4日に伺いたいと思っていますが、ブログで読者の皆さまにもお知らせしたいと思います。
いろいろ御苦労があると思いますが、身体に気を付けて頑張ってください。
心から応援しています。     暁庵より