暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

東日本巨大地震  一夜明けて

2011年03月12日 | 閑話休題
今回の地震で、思いがけず亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに
被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

                 

3月11日午後2時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード8.8、
国内観測史上最大の地震が起こりました。

その時私は、横浜市にある自宅で手紙を書いていました。
最初の軽い揺れが来た時に
「あれっ・・・これは大きいかな?」
と思っていると電気が消えました。
それで、食堂のテーブルの下へ入ろうとすると次の大きな揺れが来ました。
テーブルの下より玄関近くの廊下が柱や壁が多く、より安全に思えたので
そちらへ行きました。
すると、本格的な揺れが来ました。
壁に手をかけて踏ん張っていましたら、家全体がミシミシブルブルと
きしみながら横に揺れました。
揺れがおさまらず、とても長かったです。
このままでは家がバラバラになるのでは・・・と怖かったです。
「早く止まって!」
とひたすら祈りました。

地震がおさまってホッとして家の点検をしだすと余震が来ました。
これだけ大きな地震のあとなので、余震はまだ続くだろうと思い、
電気、ガスは止まっていましたが、水道は出ていたので
薬缶、ペットボトル、大鍋に水をいっぱい汲んでから裏の公園へ出ました。

ご近所の方々と無事を喜びながら話していると、車で帰ってきた方から
震源地や津波注意のことを聞きました。
その間も大きな余震が続いていたので、1時間位外にいたでしょうか?
電気が復旧したので家へ戻り、テレビに釘付けでした。
重いタンスがずれたり、小物が少し落ちたりしましたが、
大きな被害はなく安堵しました。

6時過ぎに長男から電話、主人からメールが入り、お互いの無事がわかりました。
長男は次男とは連絡がつかない・・・と言っていましたが、
8時過ぎに次男からメールが入り、連絡してくれたみたいです。
電話はつながりませんが、メールが役に立ちました・・但し、電気があればですが。

東京から歩いて帰る・・・と主人からメールが来ました。
・・・そして、途中でメールが来たので車で迎えに行ったのですが
結局会えずに、1時過ぎに家へ帰ったら主人が先に帰っていました・・・。
東京から5時間以上歩いて帰宅しましたが、今朝また出かけました。
男の方の頭の構造と帰巣本能がいまだに不可解ですが、とにかく無事でよかった・・・。

今日の新聞で改めて、巨大地震の各地の様子がわかり、驚いています。
横浜の震度は「5強」とありました。

明日3月13日(日)の長屋門公園・雛の月茶会ですが、
地震お見舞いのチャリティーを兼ねて予定通り行いたいと思っています。
どうぞ宜しくお願いいたします。