マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

冬の到来・・・『地上のものはすべて過ぎ去る』 そして 『一つの石も崩されずに他の石の上に残ることのない日が来る。』

2021-11-22 05:30:00 | 自然・花々・樹木・ガーデニング・畑
11月23日。火曜日。晴れ。


今朝は、
昨日の雨が止んでいましたが、
空気を冷たく感じました。

早朝ウォーキングに出かけるとき、
天気予報が ”只今は8度です” と、
今冬初めての10度以下となった
私の在所の『冬の到来』を告げました。


  木枯らしの到来で・・・  『落ち葉』
 
         今朝・・・
         毎朝上り下りする小山の上の木々の紅葉は
            すっかりと落ちていました。
            木々はすっかり丸坊主です。

     更に・・・
     その落ち葉は、昨日の木枯らしにすっかり飛ばされたようです。
       小山の上には、落ち葉の跡形もなくなっていました。


        『地上のはすべて過ぎ去る』のです。


     考えると・・・
     私たち人間の今年も、散り去り、終わろうとしています。
     今年も、相変わらずコロナ禍が終わることなく、
     コロナのために得たこと、 と 今までないがしろにしてきたこと、
     について、たくさん学びました。 たくさん考えました。


       ウイズコロナ生活に慣れるまで、ほぼ一年かかりました。
         けれど今では・・・
        『ウイズコロナ生活』が、当たり前となりました。
         
         家に一日中いることが・・・  当たり前。
         予定で埋まらないスケジュール帳が、当たり前。
         ものを買わないことが・・・  当たり前。
         有意義な活動すらないことが、 当たり前。
         時間のある中で、内省の日々が、当たり前。


    お陰様で・・・
    『手放す』ことを、ウイズコロナ生活の中で、勉強していたのです。
        『地上のはすべて過ぎ去る』 と。
    今、私はすっかりはげ落ち、『ありのままの私』に戻ることができました。
     

     今朝も、私は、歩きながら、
     木々たちとつながって、自然との対話です。一日のエネルギーが充電されていきます。
     家に帰れば、本格的冬に向かって、楽しみに冬準備です。
                  感謝!感謝!
         
         

そして。

今日は11月23日。年間第二十四火曜日。

『今日の入祭唱』

 『神よ、いにしえよりのわたしの主よ、この地に救いの御業を果たされる方よ、
  どうか、御心に留めてください、御自分の嗣業の部族として贖われた会衆を。』
       詩編 74章12&2節


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、ある人たちが、
  神殿が見事な石と奉納物で飾られていることを話していると、

       イエスは言われた。
    
    「あなたがたはこれらの物に見とれているが、
  一つの石も崩されずに他の石の上に残ることのない日が来る。」

      そこで、彼らはイエスに尋ねた。
    「先生、では、そのことはいつ起こるのですか。
  また、そのことが起こるときには、どんながあるのですか。」

      イエスは言われた。
    「惑わされないように気をつけなさい。
     わたしの名を名乗る者が大勢現れ、
  『わたしがそれだ』とか、『時が近づいた』とか言うが、
       ついて行ってはならない。

      戦争とか暴動
      のことを聞いても、おびえてはならない。
    こういうことがまず起こるに決まっているが、
    世の終わりはすぐには来ないからである。」


        そして更に、言われた。
    「民は民に、国は国に敵対して立ち上がる。
  そして、大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、
     恐ろしい現象や著しい徴が天に現れる。」』
        ルカによる福音書 21章5-11節


    今日のイエス様は、
    『地上のものは過ぎ去る』と『神殿崩壊の予告』
       を、神殿の美しさに見とれる人たちに話します。


   神殿の美しさに見とれる人たちは、
   神殿は、『祈りと供え物』を献げるのに一番の場所、と思っていました。
   神殿こそは、神が彼らと共におられと考え、『心の拠り所』と考えていたのです。

 ところが、

   イエス様は、
   そんな方々に向かって、
   『神殿崩壊』の予告をし、その前に現われる『しるし』について、話しました。
   しかし『その時』については、神がお決めになることで、話しませんでした。


       実際には、
       西暦70年、ローマ軍によって、神殿は壊されました。
       しかし、
       当時の神殿の崩壊は、『世の終わり』とはならず、
       今の時代にも、地震や飢饉や疫病は起こりますが、
          『世の終わり』の『しるし』ではないのです。

       いつの時も、何事が起ころうとも、
       神は、いつも変わらず、民と共にいてくださり、
          神は民を助けてくださるのです。


    私たちも、
    長い人生の間、予測のできない苦しみが襲ってくることがあります。
    そんな時は、神につぶやくのではなく、神に助けを求めましょう。
         祈りましょう。
 

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『死に至るまで忠実であれ。そうすれば、わたしはあなたに命の冠を授けよう。』     
       ヨハネの黙示録 2章10節  アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
コロナ禍の中で明けた今年は、コロナ禍の中で終わりを迎えることでしょう。
それでも、穏やかに年を越したいものですね。 お元気で!

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