美ヶ原山頂(三才山峠)。 女鳥羽川(めとばがわ)の源流
皆様は、
一つの大河を、『大河の源流から大河の海に注ぐ河口までの行程』、をたどったことがおありですか?
私は、
一つの大河=長野県松本市美ヶ原山頂から、新潟の日本海に流れ込む信濃川の河口=をたどることになりました。
『女鳥羽川源流碑』
美ヶ原山頂からの一滴。
女鳥羽川の始まりであり、大海原・日本海にまで続く始まりです。
美ヶ原山頂からの一滴→女鳥羽川→田川→奈良井川→犀川→新潟県に入って信濃川と名前を変える。
→十日町盆地→越後平野(新潟平野) →魚野川と合流→日本海に注ぐ。
美ヶ原山頂(三才山峠)の源流地点に立つ孫娘。
「一滴が、人差し指の方向に流れて行きます。この一滴はどこまで流れていくのでしょう?」
孫娘は、
自分の通う小学校の脇を流れる川に、『疑問』を持ちました。
「この川の水は、どこから来て、どこまで流れるのかしら?」
「疑問を解いてみよう!夏休みの自由研究にしよう!」、と考えつきました。
一滴が・・・
他の一滴と共に、小さな流れとなって、流れ出します。
図書館で関連本を借りて、予備知識を身につけて・・・
『美ヶ原の源流から新潟の海に注ぐ河口までの行程』の『4日間の旅』の始まりです。
『四日間の旅』のスタート。
姉と弟。
「水の冷たさは格別ね。冷たいね。」
「葉っぱを流してみても流れは遅いね。源流あたりの水の流れは、遅いのね。」
同行者の私。
幼い子たちの感性の鋭さに、驚きです。感動です。楽しいです。
カラ松の林。天と地の恵みをたたえる草原。
つきることのない泉のように生命を育む。 その美しさは神秘の世界です。
”山があるから登る”。 美しい山々の中・・・私の登山魂が目を覚まします。”私も・・・”と。
『本沢』
一滴も、小さな滝となりました。
牛に引かれて善光寺参り。私は、孫に引かれて女鳥羽川の自然美参り、です。
『舟ヶ沢』(深志の森)
女鳥羽川は、美ヶ原の三つの峠から流れ出す舟ヶ沢が、一つに集まった川です。
更に下ってくると・・・
『美鈴湖』
一滴の水もたまって、神秘な湖となります。 濃緑と濃空の色を反映して濃緑色。
どんどん下って・・・
『女鳥羽滝』
孫娘の小学校脇を流れる女鳥羽川の支流が、滝となって・・・・現在の玄向寺裏に流れていました。
『あの山頂で見た一滴が、ここまで来たね。』と、孫たちも感慨にふけります。
清らかな滝は、女鳥羽川に流れ込みます。
女鳥羽川。
延長:17,3km。高度差:1200m。
今より35000年前より以前は、今の城山あたりを流れていました。
長年の自然や色々の災害や人工的な働きによって、流れを大きく変えてきました。(図書館資料より)
『女鳥羽川の最後』
松本の街を流れ終えると・・・田川へと合流していきます。
田川への合流入り口。
『船着き場』となり・・・上水内郡信州新町を結ぶ。約60キロ。
往き道は、川の逃れに乗って、7時間かけて下った。
帰り道は、3日程かけて、舟を人力で引っ張り上げながら帰ったのです
『水の冷たさと流れの速さは、川に入ってみなくてはね・・・。』
『源流の一滴も、ここまで来ると川だね。』
目を、源流の、美しい美ヶ原の山に転じて・・・
『あの山のてっぺんの一滴と一緒に、私たちもここまで来たね。』
『山では、真っ黒の角のとんがった石ばかりだったのに、流れ流れて、石は真っ黒の泥になってるね。』
今日は、
源流→ 女鳥羽川→ 田川入口(船着き場)まで。 『大河の流れの旅一日目』無事終了です。
そして。
今日は7月28日。年間第十七木曜日。
『今日の黙示録 神の言葉』
『わたしはすべてを新しくする。わたしはアルファであり、オメガである。』
黙示録 21章5&6
大河にも、
始まりが終わりがある。一滴に始まり大河となり、大海原に流れ込む。
神は、
万物の造り主。アルファであり、オメガである。初めであり終わり。すべてを造りすべてを新しくする方。
私達も、
『造り主の姿に倣う新しい人を身に着け、日々新たにされて、真の知識に達するのです。』
コロサイの信徒への手紙 3-10
皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
すてきな夏休みをお過ごしですか?
私は、当たり前にある川、初めから終わりを調べる旅を続けております。
ブログ更新が滞りますが、お許しください。よろしくお願い申し上げます。
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