マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『御言葉ですから網を降ろしましょう』・・・『五島椿 玉之浦』 そして 『どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。求めているものを神に打ち明けなさい。』

2020-10-04 09:30:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
10月4日。日曜日。曇り。

今日は主日。教会でミサです。
そして
今日は大好きなNHKテレビ番組:『心の時代』です。
『いのちの海に網を降ろす』
今日はカトリック大阪教区大司教そして枢機卿の
前田万葉様の対談です。


    枢機卿前田万葉様司式・・・    『ミサ』

                                 テレビ上の撮影の色合いがうまくいきませんでした

私は、今朝のミサで、『聖体奉仕』 です。

長年に渡り『奉仕職』を続けさせていただくことは、感謝の一言です。
そして。
このコロナ禍の中での『聖体奉仕者』には、新しい様々の『注意事項』が与えられました。  
    
奉仕者は、
通常の手洗いと消毒に加えて、 聖体授与直前にもう一度手の消毒を完全にすること。
祭壇登上は、司式司祭との蜜を避けるために、最小限の時間方法を考えること。 等々。

信徒の皆様は、
「奉仕してくださる信徒の方をリスクにさらすこと」のないように、
  又。
「他者の健康と生命を脅かさないこと」を十分念頭においた上で、
お互いに十分な心配りの中で、 ミサ聖祭にご出席下さい。 等々。

数多くの『注意事項』を思う今朝の私は、
”神様、どうぞお守りください” と、今までにない緊張でした。


そんな時。
        ミサに出かける前に、きっと何かのヒントを頂けるだろうと
           今朝5時からの『心の時代』を観ました。

枢機卿様がテレビの中でお話しなさいました。
    
      『枢機卿 聖職者服』   と          『五島椿 玉之浦』 
 

          『枢機卿の任命式』 で・・・
    『枢機卿の着る『聖職者服』  と  故郷の『五島椿 玉之浦』 の
         緋色と白色に、ある思いを重ねていました。
    「赤が現わす殉教の後には、 清く白くなって天国に行く、 救われる」 
 「力不足の私がなぜ?と思ったが、この仕事を 神様が命じたなら、 選んだのならば、
        その役割を果たせるように神が助けてくれる」』 と。


枢機卿様のお話を聞きながら・・・
私も思いました。

     枢機卿様が、 御自分の仕事を神にゆだねられる、 これ程に謙遜でいらっしゃるのです。

      大変な重責の枢機卿様と 一教会での聖体奉仕者では、 天と地の違いですが、
        枢機卿様の謙遜に見倣って、 私も自分の力に頼るのではなく、
        「このコロナ禍の中での聖体奉仕の役割を果たせるように
               神様が助けてくださる。
             すべてを神様にゆだねましょう。」 と思いました。

            『一言に 背中押されて 一歩前進』                  

       枢機卿様の『御言葉』に勇気を頂き、 前に進めた今朝の私でした。
                           感謝!感謝!


そして。

今日は10月4日。年間第二十七主日。

『今日の入祭唱』

 『あなたは天と地、 それに、 天の下すべての驚くべきものを造られました。
  あなたは万民の主、 だれも主であるあなたに逆らうことはできません。』

      エステル記(ギリシャ語) C・3&4節


       『今日の第二朗読   使徒パウロの言葉』
    

   『皆さん、 どんなことでも、 思い煩うのはやめなさい。
何事につけ、 感謝を込めて祈りと願いをささげ、 求めているものを神に打ち明けなさい。

      そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、
  あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。


終わりに、兄弟たち、
     すべて真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、
           すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、
      また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい。

  わたしから学んだこと、受けたこと、
   わたしについて聞いたこと、見たことを実行しなさい。

       そうすれば、平和の神はあなたがたと共におられます。』
          フィリピの信徒への手紙 4章6-9節      


       パウロは、
 ヨーロッパの最初の宣教地フィリピの町の信徒たちに対して、特別な愛情を持っていました。 
      その信徒たちに、ローマの牢獄から、  
 キリストに結ばれ、キリストと一致して生きるパウロの『喜びにあふれる手紙』を書いたのです。 

  信仰生活は絶え間ない戦いであることを忘れずに、
          どんなことが起ろうとも、煩うのはやめ、神に打ち明けなさい。
  信仰によってキリストと結ばれている者は、
        パウロが教えたこと、パウロの行動に見習い、最後まで忠実に守るように。
   それらを守れば・・・
    『神の平和』があなたがたを守り、『平和の神』があなた方と共におられる
       ようになります。 と、大切な信徒たちを励ましたのです。


   私たちも、
   神様のお仕事の一部でもさせていただくとき、 又 大事の時に、
      大丈夫かしら? これでいいのかしら? 等々 煩うことなく、
          人事を尽くして天命を待つ 
   謙遜と従順と忠実を尽くして、 神様にすべてをゆだねたいものですね。
      


『今日の祈願』

   『父よ、 感謝のうちにあなたをたたえて祈ります。
      豊かな恵みに満たされたわたしたちが、
 日々の生活の中でふさわしい実を結ぶことができますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
明日から又新しい週が始まります。
皆様の新しい1週間が豊かな日々でありますように。 お元気で!