マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『時間』

2012-06-13 14:00:00 | 私のこと
『何事にも時があり 天の下の出来事にはすべて定められた時がある。』
                コヘレトの言葉3章1節


ラズベリーの収穫です   5粒が真っ赤です



『植える時、植えたものを抜く時』   3章2節

      今朝のラズベリー  成長してくれました    2日前のラズベリー 
「実が、ウイスキーの伴にピッタリ。美味しいのよ!」 と娘夫婦の母の日のプレゼントから、ちょうど1ヶ月。 
育ちました。  今宵はタリスカーです


昨日から、
友人を高齢者ホームに訪ねてから
映画・『The Hours』 を思い出しています。 日本名は 『めぐりあう時間たち』


昨日、友人が話された。
「本の出版の打ち合わせに、ドンボスコ社に行きましょう。」 と。
79歳の友人は、司祭です。 この10年ほど指導を受け、私はカトリックを、より学びました。

そして・・

50年前も、友人が私に言った。
「本を買いたいので、ドンボスコ社に連れて行ってください。」 と。
50年前の友人は、我が家にホームステイで訪ねてきたオーストラリアの司祭の卵でした。 当時プロテスタント校に通う私が、始めてカトリックに触れた時の話です。

あれから・・

50年の長き時間が流れて・・・昨日。
神戸に住む私が、違う司祭から、『本』に関係して、東京のドンボスコ社に行く話しを聞きました。 不思議な縁というか、『時間』のつながりを強く感じました。


それで・・


映画・『The Hours』 を思い出したわけです。 同様に・・『時間』のつながりの話です。

1920年。 ロンドン郊外。
女流作家のヴァージニア・ウルフが、『ダロウェイ夫人』を執筆している。 いろいろが起こる。

そして31年後・・

1951年。 ロスアンジェルス。
専業主婦が、夫の誕生日のケーキを息子と作りながら、ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』を読んでいる。 いろいろが起こる。

そして更に50年後・・

2001年。ニューヨーク。
ロスアンジェルスで母とケーキを作った息子と、『本』を作る女編集長の話になっていく。 いろいろが起こる。


つながリ、めぐりあう時間。
映画『The Hours』の、本・『ダロウェイ夫人』でつながる、80年の『時間』。
私の、昨日と50年前の、『本』のドンボスコで社つながる、50年の『時間』。


私たちは
いろいろの『時間』の体験を、一つの一つの事として、単独にも考えられる。
そして
一つ一つの『時間』を、映画・『The Hours』 のように、一つの路線上のこととして、つながったこととしても考えられる。

 私は
『時間』のつながりが持つ奇蹟を、信じたい。
『時間』のつながりの奇蹟が何を私にもたらすかは、皆目分からない。 だが信じたい。


50年前・・
司祭の卵が言った言葉が、妙に、よみがえる。
『本を買いたいので、ドンボスコ社に連れて行ってください。』 

何が、私の路線上に用意されているのだろうか  何を、神は準備されているのだろうか
 




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記録 
今日・13日のラン距離・12km

トライアスロンまであと10日。
今日は始めて3種練習。  と。 トッチントッチンと。 グーグー!

6月走行距離合計:101,5km