小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

釣りは楽しい

2006-02-22 20:14:42 | Weblog
今日は11時に診療所の歯科の予約が入っている。朝から妻のランドナーのパンク修理する。思いっきり釘が刺さっているので心配したが、何とか修理出来た。その後、僕は診療所へ妻は買出しにそれぞれ町へ行く。帰り道、荷物を抱えた妻と再び合流する。二見港の辺りは出航を待つオガ丸の乗客で賑わっていた。お土産を手に最後の島を楽しんでいた。一週間前の息子の出航がもう遠い昔の事の様に思える。

今日は珍しく家でランチ。因みに本日のランチはポーチドエッグ入り島トマトと島インゲンのスープカレーとローカルベーカリーの山形パンをトーストしてハチミツをかけたものである。僕は島に来てからいつもお腹が空いている。ストレスフリーな暮らしのせいかな。妻も島に来てからお腹周りがヤバイと言っている。一生懸命、毎日筋トレしているが追いつかないらしい。毎日、山歩きするか。

午後、僕はオガ丸の出航でも見に行くかなーと思っていたら妻が「釣りに行こう。」と言う。おっ!やる気満々だな。青灯台へ向かう。途中、山の上のサーファーのコージ君が「今日、帰りまーす。」とバイクに乗りながら叫んだ。「また、会おう。」と私達も叫ぶ。ああ、いい奴が島から居なくなる。少し、寂しい。彼の事だから、素敵な冒険を続ける事だろう。ハブ ア ナイス トリップ!

今日は妻が釣りの腕を上げる為の練習釣りだ。僕は裏方に徹する。と言うか、あまり様は無いので妻を残して僕はオガ丸の見送りをする。戻ったら、ユースのヘルパーの若者達が釣り場の防波堤からオガ丸の見送りの為一斉に海へ飛び込んでいた。先日の秘境トレッキングのメンバー、タマちゃんとイトウ君もいた。素潜りの達人の女の子もいた。みんな本当に元気だ。キラキラ輝いている。濡れた体のまま今度は船に飛び乗っていった。オガ丸の見送り、よろしくー!

昨日の青灯台は入れ食い状態だったそう。今日はあまり釣れてない。妻は1匹ムロを釣り、3匹は引き上げ直前にバレル。それからヨツバリと言う刺されるととても怖いさかなを5,6匹釣り上げる。ヨツバリに刺されると、半日声が出ないくらい悶絶するそうだ。から揚げにすると美味しいらしいが、そんな話を聞いたら食べれない。針を外すだけで、臆病な僕はビクビクしている。

今日の妻の釣りのレッスンコーチはここの常連のパイプのおじさんだ。いつも僕の仕事の事を気に掛けてくれるいい人だ。妻は彼の教えのお陰で少し上手くなった。何でも凝りだすと止まらなくなる妻の事、釣りに目覚めたか?

今日の海はさかなには見放され気味だけど、その透明度は素晴らしい。水族館の中で釣りをしている様だ。もう釣り糸を垂れて海を覗き込んでいるだけで満足だ。
5時のチャイムが流れるまでのめり込んでしまった。気が付いたら、もう誰もいなかった。ビーデビーデが咲く道を急いで帰る。

夕食には、一匹のムロでマルヒのヤマちゃん直伝の味噌味のタタキが並んだ。