小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

泳ぎ釣り

2006-02-03 17:36:04 | Weblog
小笠原は今日もすこぶる良い天気。これでも地元の人に言わせるとこの冬は凄く寒いらしい。内地の寒さに慣れている私たちにとっては、毎日夏を思わせる太陽に当たって日射病になりそうだ。肌の色だけは確実に島の人間に近づいている。
さて、本日のメニューは宮之浜で泳ぎ釣りだ。午後2時迄にパン屋さんで食パンの予約をしてあるので、今日は遠出は無理。宮之浜はパン屋さんにも近いので即決した。

昨日、イカ釣りをやって、しかも収穫ゼロだったので今日は汚名返上と行こう。意気揚々といっては見たものの、さかなはコペペ海岸ほど居ない。外は暑いと言っても、水温はまだ寒い。頑張ったけど当たりは無い。おまけに今日も岩間に針を挟まれてしまいあえなく終了。また小笠原に食われた。ガックリ。
沖の方ではサーファーのお兄ちゃんが波を摑まえようと頑張っていた。今日も小笠原は穏やかに自然時間を刻む。さかなが取れないくらいで凹んでいる僕はちっちぇーなー!

夕方までまだ時間があったので、青灯台で又イカ釣りをする。いい暇つぶしを見つけた。超気軽に出来る所がいい。昨日のおじさん達が今日も居た。毎日、居る感じだ。アオムロ狙いの人は結構釣っていた。昨日延々とイカ釣りをしていたおじさんは、相変わらず釣れてなかった。と言うより釣る気は余り無さそうだ。いつもの様に糸を垂れ、いつもの様にそこに居る。当たり前の世界が、波の中に漂う。
私達も全く釣れる気がしなかったけど、糸を垂れた。不思議と退屈はしなかった。
釣りにハマッテきた二人であった。

昨夜、島に来て初めて飲み屋さんに行った。妻はお酒は全く飲めない。その上社交ベタである。必要以上に人間関係を広げることはめんどくさいらしい。なので、ひとりで出掛けた。アパートのすぐ近くにあるバーだ。バーと言ってもそのお店のマスターの全て手作りだ。複雑な作りなので、最初戸惑った。入ってみると、なかなかマスターもいい人で最初のお客だった僕の他にもチラホラお客さんもやって来た。漁協で働く若者とはなしが盛り上がって、生ビール3杯で2時間も粘ってしまった。緊縮財政なので致し方ない。次回は安いボトルでも入れよう。こういう時間は島の情報が何かと得ることが出来るので、必要だ。たまにはいいねー。

夕べのバーは二階はオープンエアーだ。6月のシロアリの時期はどうするんだろう、と余計な事を考えた。