小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

イカ釣り

2006-02-02 17:56:52 | Weblog
昨夜は南寄りの風が窓を揺らし、朝方雨も降っていた。昨日までシュノーケリングやトレッキングなど活動的に行動したので今日は休息日かなと思っていたら、急に空が晴れ真夏の日差しを降り注ぐ。となると話は別。さぁ、何して遊ぼう。まったくお気楽者である。ヤッパリ六畳一間だとふたりで顔を突き合わせているのもいい加減限界がある。まあ、先はそんなに長くは無いとしてもどうせなら良い夫婦関係でありたい。だからこの豊かな自然の力を借りよう。今日も島で遊ぶ。

と言うわけで今日は釣り。体もややお疲れモードなので、以前から絶対やろうと言っていた釣りに挑戦する。でも経験は果てしなくゼロに近い。とりあえず何でも屋さんのマルヒと言うお店で道具を調達する事にした。お店の人に事情を説明して、ビギナー用の道具を揃えて貰った。このちかくでは今はアオリイカかムロアジが釣れるという事なので、比較的簡単なイカ釣りに挑戦する事となった。釣竿の先にイカバケ(疑似餌)を付ける。イカは夜行性なので昼間は釣れるかどうか分らないけど、お店のひとはビギナーは案外当たりがくると言っていた。レッツ・チャレンジ!

二見港の青灯台のポイントは地元の人が気軽に釣りをする場所だ。今日も何人か先客がいた。まず、その中の一人のおじさんに初めてなんですけどー、と声を掛けた。その辺に座って糸垂れてりゃいいよ、と言う感じ。その通り、それから4時間くらいそうしていた。途中、妻が岩間にイカバケを引っ掛けてしまう。結局切れてしまった。またマルヒに行って、イカバケを付けて貰った。お店の人曰く、小笠原に食われちゃいましたねー!千円無駄使いした。

青灯台は町の中心地にある所なのに、海は青く透明度も凄い。私たちの釣り糸の横を大小の魚が悠然とすり抜ける。見えすぎるのも、ちょっと。
おじさんのひとりが僕たちの方を見て、カメと叫んだ。凄い!ウミガメだ。島に来て初めてお目にかかった。感激した。島では6月から8月まで、至る所の浜でアオウミガメの産卵を見る事が出来るそうだ。楽しみは尽きない。

本日は予想通り収穫は無し。でも結構はまりそう。今度は早朝、チャレンジしよう。