小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

今日はのんびり

2006-02-08 20:35:52 | Weblog
今朝は北西の風が吹いていた。気温はそう低くはない。ただ見晴らしはあまり良くない。山へいってもいいのだが、どうせならあたりがすっきり眺望できたほうがいい。そんな訳で今日はコペペ海岸でマッタリする事にした。出来れば潜り釣りも出きるといいのだが。3人でテクテク歩いていく。途中、息子にこの1ヶ月の間に知った島のウンチクを伝授する。でもあまりつっ込んだ質問をされると答えに詰まってしまうので、息子も苦笑していた。まだまだ修行が足りないね。

息子は普段は普通の若者らしく夜は日付が変ってから寝て、朝は授業が午後からの時は昼まで寝てる、とかそんな生活だが島に来てからはすっかり島時間になった。
朝は私達と同じく6時起床、夜は11時には就寝。普段は朝ごはんは食べないが、ここでは三食しっかり食べ健康的生活だ。よく歩き、一日中お日様の下に居る。
都会ではなかなか出来ない生活、たまにはいいんじゃない。

コペペに行くまでに今回の船で来たツーリストに結構会った。普段、ほとんど利用者のいない村民バスにも乗客が乗っていた。これまではエイチャンとヤギくらいにしか会わなかったので不思議な感じだ。これからは季節も好くなるので、人も増えるだろう。でも私達はどちらかと言うと、静かな島が好きだけど。

コペペに着くと矢張り先客達がいた。今日のコペペは荒れていた。うねりが凄い。泳ぎ釣りどころか潜るのもちょっとためらうほどだ。今日は休息日。
浜でストレッチしたり、貝拾いしたりくつろぐ。
息子と妻はプカシェル拾いに夢中だ。プカシェルが千年の時を経て、波に揉まれ削られてボタンみたいになったのを探すのだ。

コペペを午後には引き上げ、こちらもみんなでハマッテいるムロアジ釣りに移動する。時間がちょっと遅かったのでいつも会うおじさんには、今日はもう無理だねと言われたけど、練習でーす!と軽くカワシテ息子と交代で糸を垂れる。1匹はかかったけど、3回くらい引き上げる直前に逃げられる。結局、1匹のみの収穫。
そういう日もある。今度は朝早く来よう。

今夜もムロアジが食卓にのった。今日の1匹はオリーブオイルとバルサミコ酢でカルパッチョ風に、先日捌いておいたのはフライにして食べた。島ごはんを堪能した。娘にも食べさせたいとつくづく思う。