小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

夜明け山

2006-02-11 18:11:23 | Weblog
今日は久し振りに朝から晴天。風も無い。こうでなくっちゃ、小笠原。
今日はエイチャン、カズチャンと以前から行こうと約束していた夜明け山へトレッキング。コースは中央山と同じく夜明け道路を一周する。夜明け山は夜明け道路から少し入った所に入り口はあるのだが、知らないとちょっと迷うらしい。今日はエイチャン達が一緒なのでこころ強い。エイチャン達と遊ぶ時はいつも好天に恵まれる。きょうも素晴らしいトレッキング日和だ。何かいい事有りそうな予感。

息子は一昨日もこのコースを歩いている。今日も頑張ってついて来る。もう2年分くらい歩いてる感じだ。この島の人達ですらこんなに歩かない。ここはアップダウンがあるのでだいたい皆バイクか車だ。私達の様に、歩きか自転車の人はあまりいない。歩くと色んな事が発見出来て楽しい。エイチャンとカズチャン達は島に詳しい。説明を聞きながら、夜明け山を目指す。

夜明け山の入り口は首なし尊徳の脇にある。そこからかなり歩くのかと思ったら10分も掛からないで頂上に到着した。途中少し判りづらい箇所はあったが、もう覚えた。エイチャン達が中央山より夜明け山の展望の方がいいと言うだけあって素晴らしい眺望だ。ここは昔、日本軍の監視所だったらしい。でも今は、長閑に大パノラマを展開している。今日は天気もいいので、みんなその素晴らしさに浸っていた。
お弁当を広げ、至福のひと時。もう一つ大自然からのプレゼントがあった。周りの海のあちこちで鯨のブロウとブリーチングのショーが見えた。と言うか、見えまくり。幸せー!

帰り道、東平と言う場所で天然記念物のアカガシラカラスバトと言う島の固有種のハトが見られるかもしれないポイントへ立ち寄る。このハトは絶滅の危機にあって父島でも20羽くらいしか居ないという事。会えたらラッキーだ。みんなでバード・サンクチュアリをそっと歩く。少し歩いてみたが居ない様子。帰ろうとしていた矢先、カズチャンが「いたっ!」と叫んだ。木のところに静かに止まっていた。
何て、ラッキーだろう。みんなで静かにバード・ウォッチングした。

今日は本当にいい一日だった。フルコースでいいモノと出会えた。帰り道、みんないい顔してた。自然を満喫した。バンザーイ!