小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

初寝浦

2006-02-01 17:12:16 | Weblog
今朝は朝一でインターネットでえいちゃんが見つけてくれた仕事先に履歴書を持っていった。年齢は30歳迄という募集だったけど駄目もとで当たってみた。結果は予想通り一笑された。とりあえず空きがでたら知らせてくれるそうだが期待薄と言う所かな。今、島はTSLがぽしゃってから仕事が無い。履歴書はあと一箇所預けてある。運を天に任せ気長に待つつもり。でも失業保険が切れるまでには何とかしたい。トライアスロンで培ってきた体力、若い人には負けないつもりだけど、現実は厳しい。今まで自分がやって来たことがこの島に置いては全く無力だ。真摯に受け止め、謙虚に生きよう。

気を取り直して、今日は初寝浦へトレッキング。初寝浦は夜明け道路を前回登った中央山と途中までは同じルートである。集団のヤギに迎えられ、心配していた天気も大丈夫そうだ。初寝浦へは中央山への手前、初寝浦遊歩道に入っていく。初寝浦は周囲を切り立った山で囲まれている海岸だ。遊歩道に入ると、前半はアップダウンを繰り返し、途中からはキツイ斜面を下っていく。ガイドブックによると、行きは30分帰りは40分と書いてあるが、二人の場合は逆である。上りは強いけど、下りは歳と共に臆病になり急に足が止まってしまう。本当にここの遊歩道はキツイ。

何とか下りきり、苦労した割には何てこと無い浜だった。ただ砂浜が鶯色をしている所が今までの浜とは違う。正面には東島が見える。今日は南風なので、海はうねっていた。浜でおむすびを食べてパワーを取り戻し、またキツイ斜面に向かう。

ダラダラと汗を掻きながら、途中の休憩所にたどり着きマッタリしていたら、若者がやって来た。出たよ、出たよー!山の上のサーファーがここにも居ましたよー。サーフボード担いで、しかもビーサンだ。笑顔のサーファーに聞いてみた。浜に下りてサーフィンするのかって。彼曰く、浜から湾を外に出てパドリングで20分くらい行くといいポイントがあるそうだ。ありえない。海は結構うねっているし、途中岩場で波が荒く集まってくる所もあるのに。でも彼はサラッとなんてこと無いと言う感じ。島の若者はカッコイイ。とりあえず自然体だ。能書きも人の目も、彼らには無縁だ。いい波捕まえて、ひとり至福の時を過ごすのだろう。イイネー!

一時、寒い日もあったけど、ここのところ暖かい日が続く。毎日出歩いてるせいで二人とも真っ黒だ。今からこれじゃ先はどうなるのだろう。