旧園田高弘邸での「音楽と建築の響き合う集い」に参加しました

12月8日（日）吉村順三氏の設計になる旧園田高弘邸でのピアノ演奏とお話の会「音楽と建築の響き合う集い」に地域の仲間たちと参加しました。
　この集いは１６回目に当たり、まち研でも以前講演していただいた世田谷区の玉川まちづくりハウスの関連グループが主宰しています。
　今回は島田彩乃さんのピアノ演奏と音楽評論家横溝亮一氏の音楽のお話でした。ピアノ演奏はベートーヴェンの「悲愴」の他、シューベルトの「即興曲」、ドビュッシーの「亜麻色の乙女」などピアノ小品名曲集でした。
　ピアノの演奏もすばらしかったし、横溝さんの園田高弘さんの想い出話、音楽界の様々なお話もおもしろかったです。
　終わって懇親会は旧園田高弘邸で行われました。初めて見る吉村さんの作品、隅々まで神経の行き届いた設計でした。暖炉まわりの天井の低いくつろぎ空間は、暖かみがありいつまでもソファに座っていたい感じがします。
　懇親会で、玉川まちづくりハウスの小西玲子さん、象設計集団の建築家の富田玲子さん、都市計画コンサルタントの大先輩林泰義さんなどの方ともお話することができ楽しかったです。

旧園田高弘邸外観

旧園田高弘邸アプローチ

演奏会会場　増築した部分（設計は吉村順三ではない）